Akane Ikeno

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全豪オープンテニス2020をアリーナで観戦した話。

全豪オープンテニス2020をアリーナで観戦した話。

こんにちは、スポーツライターのAkane(@akane_ikeno)です。

しばらくブログ更新の期間が開きました。
言い訳は「渡豪できないのにオーストラリアでの記事を書くのはどうなんだろう?」と思ったから。
しかし、2020年も師走に突入してしまったので、今年のことは今年のうちに記事にします(一部去年の内容も含む)。

ということで、今回は2月に全豪オープンテニス2020をアリーナで観戦した話です。

わたしとテニス

まず、簡単にわたしとテニスの関係を紹介します。
スポーツライターといっても自転車や陸上がメインで、テニスの印象はないと思うので。

競技経験は高校の体育オンリー。
しかも、超がつく下手くそ。

元々運動神経は悪く、期末の筆記テストで9割が、5段階の「4」を体育で取る必須条件です。
「運動神経が悪い」と言っても得意不得意はありますが、テニスは本当に苦手。
高校のテニスの授業では、「持久走で倍の距離を走るからテニスはやりたくない」と言ったほど。

高校までテニス経験ゼロのわたしがテニスのルールを覚えたきっかけは、ゲームでした。

「スーパーファミリーテニス」のカセット。

祖父母の家にスーパーファミコンがあり、お盆やお正月に行くたびに遊んでいました。
そのときに遊びながらルールを覚えたんだと思います。

ほかにも小中学生のときに某テニス漫画を読みふけった記憶はありますが、高校の授業以降は一切ラケットを握っていません。
今でもテニスは完全に観る専。
観るだけなら、数あるスポーツでもテニスは相当好きな方です。

全豪オープンテニスを観るならおすすめは最終2日前

初めての四大大会現地観戦でした。
今回わたしが観に行ったのは13/14日目で、おそらくコストパフォーマンスは最強です。

全豪オープンテニスの観戦チケットは、主に2種類。
屋外コートに出入りできる「Ground Pass」とアリーナの指定席に入れる「Stadium Ticket」です。

おすすめは断然後者。
Stadium Ticketを買えば、Ground Passの入場エリアにも入れるのでお得です。

13日目のコストパフォーマンスがいいと感じる理由は、次の3つ。

  • 観戦できる試合はすべて決勝
  • デイセッションとナイトセッションに分かれていない
  • チケットはAU$215から買える!

それぞれ順番に、2020年大会を例にご紹介します。
ここから先の説明は、すべてStadium Ticketを前提とした話です。

観戦できる試合はすべて決勝

14日間の全豪オープン中13日目ということで、その日に観戦できる試合はすべて決勝戦。
もし前日までに順延した試合がある場合、この限りではありません。
2020年大会の13日目(2月1日)のスケジュールは、以下の通りでした。

  • ジュニア女子シングルス
  • ジュニア男子シングルス
  • ミックスダブルス
  • 女子シングルス
  • 車いす(Quadクラス)シングルス ※Quadクラス:下肢・手指に障害を持つクラス
  • 車いす女子シングルス
  • 車いす男子シングルス

上記すべて決勝です。
決勝戦なので、試合は車いすシングルスを除いてセンターコート(全豪オープンではRod Laver Arena)。

翌日の大会最終日は男子決勝(シングルス・ダブルス)の2試合のみ。
最終日は試合数の少なさに反してチケットが高額なので、比較すると13日目はかなり豪華に見えます。

ちなみに、車いすシングルス決勝が開催されるのは屋外コート(※Quadクラスはセンターコート)。
わたしが観に行った日はあいにくの雨天で、車いすシングルス決勝は男女とも翌日延期。
元々車いすテニスにも興味があったので、とても残念でした。

デイセッションとナイトセッションに分かれていない

全豪オープンでは、最終三日間を除いて「デイセッション(Day Session)」と「ナイトセッション(Night Session)」に試合が分かれています。
ナイトセッションはセンターコートで19:00以降に始まる試合を観戦できるチケットで、シード上位の選手の試合が入るケースが多いです。

2020年大会の男子シングルスを例にとると、生涯グランドスラム(四大大会すべてで優勝)達成済みの選手は、全員一回戦からセンターコートが割り当てられました。
ロジャー・フェデラー(SUI)とラファエル・ナダル(ESP)、ノバク・ジョコビッチ(SRB)の3選手です。
ベスト8まで行った残りの5選手には、センターコート以外も含めてアリーナコートだけの選手もいれば、屋外コートでの試合をこなした選手もいました。

同じ日の試合でも、デイセッションとナイトセッションは別にチケットを購入する必要があります。
そのため、ナイトセッションに割り振られる選手を見たい場合は、ナイトセッションのチケットを買わなくてはいけません。
しかし、決勝戦が開催される最終三日間はセッション別にはなっておらず、屋外コートも含めて自由に試合を観戦可能です。

ちなみに、もうひとつのアリーナ(Margaret Court Arena)とセンターコートの観戦チケットには、互換性がありません。
両方のアリーナの試合に行きたい場合は、2枚のチケットが必要なので注意しましょう。

チケットはAU$215から買える!

(RESTRICTED VIEW)は、「試合観戦で視野の一部が制限される座席」です。
ただ、わたしの席では特に制限された印象はありませんでした。

上記の通り7試合(すべて決勝)観戦可能なのに、AU$215からチケットを買えるのが最大のメリット。
一日のスポーツ観戦代・AU$215をどう感じるかは個人の価値観によりますが、わたしは驚くほど安く感じました。

チケット購入日(発売開始日)にあたる2019年10月8日時点のレートは、72.52円/AU$。
AU$215は、日本円にして約15,600円
チケットを買うにあたって倍以上の予算を用意していたので、パソコンの前で拍子抜けした覚えがあります。

わたしがチケットを購入した時点で、車いす席を残して最終日のチケットは完売。
13日目もほぼ選択肢がありませんでした(画像は13日目の座席選択画面)。

この写真通り、わたしが購入した席はコートから距離がありますが、高さがあって見やすく、十分臨場感を味わえたので楽しかったです。
もっといい席で観戦するにはもっとお金が必要ですが、AU$215でこの距離感の席を購入できる事実は、ここに書き記しておきます。

当日の観戦レポート

ここからは、観戦レポートを簡単に書いていきます。
試合の流れなど、調べればわかることは省略しているのであしからず。

天気は最悪。車いすシングルス決勝は順延

傘をさす人の姿も。

先述の通り、天候は雨天でした。
14日の大会期間中、第2週で雨が降ったのはこの日だけ。
会場のメルボルン・パークに着いたときはまだ曇りで、開場とほぼ同時に雨が降り始めました。

まずはジュニア男子シングルス決勝を観戦

夜の女子シングルス決勝がメインとはいえ、時間があるので午前中にやっていたジュニア男子シングルス決勝を観戦。
まだ観客はまばらで、どこに座ってもいいと案内係のスタッフに言われたので、前方の席へ。

左が準優勝のアルトゥール・カゾーで、右が優勝のアロルド・マヨ。

ちなみに、ジュニア男子シングルス決勝はフランス対決。
ともに2002年生まれの18歳の選手でした。

昼食後は練習コートへ

メルボルン中心地のお店のディスプレイ。

昼食で一旦会場を出たあと、練習コートに行きました。
当日や翌日に試合を控えた選手の練習は、Ground Passでも観に行けます。

National Tennis Centre(左)

先述の通りこの日は雨天だったため、練習も屋内です。
この日の練習コートは、メルボルン・パークの敷地内にあるNational Tennis Centreでした。

翌日の男子シングルス決勝に出場するドミニク・ティーム(AUT)が練習コートに来るということで、その時間に合わせて練習コートに行きました。
(練習コートのスケジュールは全豪オープンの公式サイトで随時更新されています)
練習時間は30分くらいでした。
タイミングや選手次第では、サインや写真撮影に応じてくれる場合もあるようですが、今回はファンの観戦エリアと逆方向に帰ってしまいました…。

メルボルン・パーク内を散策

KIAのプロモーションは結構力を入れていた印象です。

メインの女子シングルス決勝は19:00試合開始のため、ティームの練習を見たあとも時間が余っていました。
なんだかんだ早めにセンターコート・Rod Laver Arenaに入りましたが、それまでに撮影した写真を少し共有します。

右側の赤い屋根がグッズ売り場で、中央奥がセンターコート。
前年大会の男女シングルスのチャンピオン。 左が大坂なおみ、右がジョコビッチ。
今回中に入る機会はなかったMargaret Court Arena。
Rod Laver Arenaの入口。

Rod Laver Arenaへ

試合後に撮った写真。

写真の撮影データを見る限り、17:30頃にはRod Laver Arenaに入場したようです。
雨天で寒かったこともあり、コーヒーを買って暖を取りました。

購入後は、アリーナ名の由来となったテニス選手ロッド・レーバー(AUS)の展示を見ていました。
レーバーは同年開催の4大大会をすべて優勝する「年間グランドスラム」を1962年と1969年の2回達成。
さらに、同年開催の全米プロテニス選手権と全仏プロ選手権、ウェンブリー選手権の3大会をすべて優勝する「年間プロ・グランドスラム」も、1967年に達成しています。

大会や選手を取り巻く環境の変化もありますが、どちらのグランドスラムもレーバーを最後に達成した選手は半世紀以上現れていません。

ロッド・レーバーの展示。

センターコートへ

ベースラインよりも後方。前に座席はありません。

19:00からの試合に備え、少し早めにアリーナ入り。

アクリル板があるものの、特に見づらさは感じませんでした。

しばらく待機していていると、後ろや左の席が埋まっていきます。
19:00を少し過ぎると、アリーナが暗くなります。

優勝トロフィー。

選手入場が始まりました。
その前には演出がありましたが、雨天でアリーナの屋根を閉めていた影響で、本来の見え方とは違ったと思います。
晴天時は屋根を開けて、19:00とはいえ真夏の空の下でやるので、もっと明るかったでしょうし…。

いよいよ女子シングルス決勝

ガルビネ・ムグルッサ(ESP)。
全仏(2016年)とウィンブルドン(2017年)では優勝しています。

わたし自身に競技歴がないので技術的なことはわかりませんが、目の前で世界最高峰の試合が行われている事実にただただ感動。
肉眼ではかなり選手が小さく見えるため、望遠レンズ越しの観戦もしました(とはいえ小さい)。

第14シードのソフィア・ケニン(USA)。
2020年は9月に移動した全仏で準優勝しています。

テレビ観戦で音だけ聞いてたチャレンジ(ホークアイを利用した、審判の判定への異議申し立て)の判定を待つ間の拍手に参加したのも、結構感動的でした。
(撮影した動画のアップロードを試みたものの、動画ファイルがアップロードサイズの上限を超えていたので断念)

第1セットが終わったところ。

このあと結局6-2、6-2でケニンが2セット連取しました。

ムグルッサのダブルフォルトでゲームセット。
セカンドサーブがネットに当たったのを見て、ラケットを落とすケニン。

大勢でスポーツ観戦を楽しめる世界に戻りますように

なんだかんだ年内に滑り込みで更新しましたが、2020年がこんな一年になるとは思ってもいませんでした。
全豪オープンを観に行った2月1日は、ちょうどオーストラリアでの新型コロナウィルス感染者が出た頃。
ウィンブルドンが中止になって、例年は5月開催の全仏オープンが9月に移動するなど、テニス界も新型コロナウィルスの影響を大きく受けました。

もちろんテニスに限った話ではありませんが、来年は大勢でスポーツ観戦を楽しめる世界に戻りますように。
世界のスポーツイベント以前に、自国のオリンピックが厳しいのですが

2020年のブログ更新はこれが最後です。
「新型コロナウィルスが収束したら更新しよう」と思ったままの記事もあるので、2021年もオーストラリアワーホリのブログは続きます。
2021年もよろしくお願いいたします。

それでは!

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