beamでTDU2020クラシック・
女子最終日のコースを回った話
こんにちは、オーストラリア・アデレード在住のスポーツライターのAkane(@akane_ikeno)です。
今回は、2020年1月にアデレードで開催されるツール・ダウン・アンダーの女子第4ステージ(最終日)と男子クラシックのコースを実際に周ってみたので、その様子をレポートします。
ロードバイクではなく、アデレードの中心部(以下:CBD)に普及しているシェア電動スクーター・beamに乗って周ったので、beamについてもご紹介します!
記事の前半に周回コースの紹介、後半にbeamの紹介を書くので、beamについて知りたい方は前半飛ばしていただいても構いません。
beamの紹介の最後には、お得にシェア電動スクーターに乗れるクーポンコードを掲載しています!
コースは1.7kmの周回コース(男子30周、女子25周)

今回周ったコースはこちら。
さすがにこの地図の上に書き込むわけにはいかないので、STRAVAで記録を録り、その上にいろいろ書き込むことにしました。
ちなみにSTRAVAは、ランニングやサイクリングなどのアクティビティをGPSで記録できるアプリです。
STRAVAの記録がこちら。

わたしは今回歩道を走ったので選手たちが走る車道とはコンディションが異なりますが、坂らしい坂はありません。
スタート/ゴール地点:Flinders Street, Jeffcott Chambers前
スタート地点に集まる方の目印になるのが、Jeffcott Chambersという赤レンガっぽい見た目の建物。


(引用元動画:YouTube)
Jeffcott Chambersの前に確実にゲートが設置されるとは限りませんが、ひとつの目安にはなります。
選手目線だとスタートの見え方はこんな感じでしょうか(進行方向)。
反時計回りに周るので、西へ向かいます。
左折:Flinders Street/Victoria Square East Side
上の地図で緑色の菱形っぽいエリアがヴィクトリア・スクエア(Victoria Square)。
この菱形の上中央から中央右まで南東方面へ進むように左折します。この写真の右手前の道から左手前の道に、鋭角に曲がります。

合流:Victoria Square
ここで直線道路に合流します。
合流といってもラウンドアバウトのように二手から選手が来ることはないので、道が合流するだけです。

ちなみに菱形の内側はこんな感じ。
旗が全然はためいていないんですが、左がアボリジニの民族旗、右がオーストラリアの国旗です。
直進:Victoria Square/Wakefield Street
ここは直進です。
菱形の下中央に向かうのではなく、細く南北にまっすぐの道を南下します。
Wakefield Streetを渡って左にセント・フランシス・ザバーズ・カトリック大聖堂(St. Francis Xavier’s Catholic Cathedral)があり、一見ここもコースに組み込まれていそうですが、コース外です。

左折:Victoria Square/Angas Street
突き当りまで南下したら、左折してAngas Streetへ。
Angas Streetのコースの外側には飲食店も少しあるので、レース開始ぎりぎりでの食料調達などにおすすめ。

左折:Angas Street/Chancery Lane
このステージで最も道路幅が狭いChancery Laneに入ります。
たぶん道幅はAngas Streetの1/3から半分くらい。
歩道の幅も狭めです。
右折:Chancery Lane/Wakefield Street
このコース唯一の右折です。
左折:Wakefield Street/Pulteney Street
ここで左折し、北上します。
目印は交差点奥の青い建物・Backpacker OZ。
アデレードでは有名なゲストハウスです。
左折:Pulteney Street/Flinders Street
ここが周回コース最後の左折です。
コース変更の理由?:Flinders Street

2020年の周回コースは、例年のライミルパーク(Rymill Park)ではありません。
スタート/フィニッシュ地点が置かれるFlinders Streetは特にそうですが、コースの内側はビジネスエリアです。
なぜ自然豊かな公園の周りからビジネスエリアに周回コースの舞台を移したのでしょうか?
今回ひとつの答えにたどり着きました。

何を隠そう、スタート/フィニッシュ地点の残り140m地点(Google Map計測)に大会冠スポンサーの本社ビルがあるんです。もう右手前にはスタート/フィニッシュ地点が置かれるJeffcott Chambersが見えてきます。
女子レース第4ステージ、男子クラシックともに開催は2020年1月19日(土)。
女子が16:45、男子が18:45(現地時間。日本時間では女子が15:15、男子が17:15)スタート予定です。
アデレードのシェア電動スクーターはbeamとRIDE
オーストラリアの街中にはシェア型の電動スクーターがたくさんあります。
アデレードで利用できるのは、RIDEとbeamの2種類(前に住んでいたブリスベンで利用できたLimeはアデレードから撤退したそうです)。
今回はこのうちbeamに乗ってコースを周ったので、使い方をざっくりご紹介します。
記事の最後には、お得に乗れるクーポンコードを載せるので、ぜひご利用ください。
利用料金は一律のロック解除料+分単位の利用料
RIDEおよびbeamの利用料金は、一律のロック解除料と分単位の利用料の合計です。
ロック解除料はRIDEもbeamもともに$1。
利用料はRIDEが$0.25/分、beamが$0.30/分で、RIDEのほうが少しだけ安いです。
ちなみに2019年10月28日現在のレートは74.10円/$なので、10分乗った場合はRIDEがおよそ260円、beamがおよそ300円。
安くはありませんが、法整備の問題などで日本ではまだ普及していないので、海外での思い出体験としてはお手頃だと思います。
シェア電動スクーターはスマホとクレジットカード必須

必要なのは、スマートフォンとクレジットカード。
クレジットカードは初回利用時までに登録する必要があるので、乗車時は持っていなくても大丈夫です。
スマートフォンは乗車時に必ず持っている必要があります。
スクーターについているQRコードを読まないとロック解除できないからです。
Apple Watchなどのスマートウォッチは持ってないのでわかりませんが、QRコードの読取機能があれば使える可能性はあります。
GPSをオンにした状態でアプリを起動
ここからは、具体的な使い方をご紹介します。
RIDEもbeamも使い方は大枠で同じなので、beamのパターンを見ていきましょう。

アプリを起動すると、このように近くにあるスクーターが地図いっぱいに表示されます。
今回は周回コースのスタート/フィニッシュ地点近くのスクーターに目星をつけたので、そこへ向かいました。

今回乗ることにしたのは、#50248。
同じ番号が書かれたスクーターを探します。
ヘルメットは必ず着用することになっているので、見つけたスクーターにヘルメットがないときは他のスクーターを探すか、他のスクーターからヘルメットを拝借しましょう。

スクーターには、このようにQRコードが付いています。
これをスマホで読み取るとロックが解除され、ようやく利用可能に。

シェア電動スクーターの乗り方
ざっくり使用方法を紹介します。
緑の「GO」レバーを下に倒すと加速。
信号待ちのあとなど、動き始めるときは2~3回助走(キックボードのように足で地面を蹴る)してから加速します。
ブレーキは2カ所。
「GO」の反対側にある左ハンドルの赤い「SLOW」レバーと後輪です。
わたしは専ら後輪でブレーキを踏んでいましたが、どちらのブレーキが使いやすいかは人それぞれなので、使いやすい方を使いましょう。
乗車終了時のスクショは録り忘れましたが、スマホで簡単に終了できます。
スクーターを放置できるスペースがあるところで降り、ヘルメットも一緒に置いときましょう。


これにてシェア電動スクーターの紹介は終了です!
クーポンコードでお得にRIDEとbeamに乗ろう!
最後に、RIDEとbeamそれぞれのクーポンコードをご紹介します。
このコードを入力して会員登録すれば、RIDEもbeamも$5分のクレジットをプレゼント。
$5のクレジットがあれば、RIDEは16分、beamは13分無料で利用可能です。
必ず会員登録時に「referral code」の欄に入力してください。
それでは!