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【Vuelta a España 2019】ETAPA09

【Vuelta a España 2019】ETAPA09

こんにちは、オーストラリア・ブリスベン在住のスポーツライターのAkane(@akane_ikeno)です。

8/24~9/15までの間、グランツールのひとつブエルタ・ア・エスパーニャ(la Vuelta a España、以下:ブエルタ)についての記事を毎日更新中。
今日は、第8ステージのレース概要と第9ステージのコースをご紹介します。

第8ステージのレース概要

第9ステージのコースなどの情報は、こちらの記事でご確認いただけます。

【Vuelta a España 2019】ETAPA09

逃げグループが形成されたのは、スタートから19km後。
幾度かのアタックと吸収を経て、21名の集団が形成されました。
タイム差は25km地点で2分以上に広がっています。

  • ホルヘ・アルカス(ESP/Movistar)
  • シルヴァン・ディリエ(SUI/AG2R)
  • ルイスレオン・サンチェス(ESP/Astana)
  • ディラン・トゥーンス(BEL/Bahrain Merida)
  • ヨナス・コッホ(GER/CCC Team)
  • ゼネク・スティバル(CZE/Deceuninck-QuickStep)
  • トビアス・ルドヴィグソン(SWE/Groupama-FDJ)
  • カールフレドリック・ハーゲン(NOR/Lotto Soudal)
  • トッシュ・ヴァンデルサンド(BEL/Lotto Soudal)
  • ニコラス・ドラミニ(RSA/Dimension Data)
  • ダビ・デラクルス(ESP/Team INEOS)
  • ルーベン・ゲレイロ(PRT/KATUSHA ALPECIN)
  • ニキアス・アルント(GER/Team Sunweb)
  • マーティン・トゥスフェルト(NED/Team Sunweb)
  • ピーター・ステティナ(USA/Trek-Segafredo)
  • セルジオ・エナオ(COL/UAE Team Emirates)
  • アレックス・アランブル(ESP/Caja Rural-RGA)
  • ヨナタン・ラストラ(ESP/Caja Rural-RGA)
  • ヘスス・エラダ(ESP/COFIDIS)
  • ニコラ・エデ(FRA/COFIDIS)
  • フェルナンド・バルセロ(ESP/Euskadi Murias)

Astanaが牽くメイン集団と21名の逃げグループのタイム差は、50km過ぎでも166.9kmのステージの折り返し地点になる83km地点でも4分15秒前後と、4分台前半で安定します。
逃げ集団は平均44.7km/hのスピードで駆け抜け、スタートから2時間を過ぎて差は5分に。

途中雨が降る区間を抜け、中間スプリント地点のサン・ヨアン・デ・ビラトラーダ(Sant Joan de Vilatorrada、残り54.8km)へ。
スティバルが先頭で通過し、アルントとエデもボーナスタイムを獲得しています。

逃げの21名は、登坂距離7.4kmのこの日唯一登場する2級山岳モントセラト(Montserrat、残り27.5km)の登坂を開始。
残り32kmでステティナが加速し、逃げグループから飛び出します。
バルセロやヘススがステティナを追ったふたりは山頂手前でステティナを捉えますが、山岳ポイント5ptはステティナに譲りました。

残り20kmでも雨が降り、選手たちに降り注ぎます。
山岳ポイント獲得に動いた選手たちは逃げグループに戻ると、残り15kmで新たにゲレイロとトゥスフェルト、バルセロが逃げグループから脱出。
この時点でメイン集団とのタイム差はおよそ7分になり、逃げグループで総合最上位(16位)のエデ(6分24秒差)にマイヨ・ロホの可能性が。

残り4kmを切って、18人が合流しかけたところでトゥスフェルトがペースを上げましたが、ラウンドアバウトを越えたところのコーナリングで濡れた路面に滑って落車。
先頭はスウェーデンのタイムトライアル王者・ルドヴィクソンに代わり、さらに残り2kmでスティバルがアタックして単独先頭に。

アランブルを先頭に最後のコーナーを左折。
ゲレイロが左から前に出て加速しますが、右から追い抜いたアルントが完全に前に出て先着しました。

第8ステージ:ステージ順位

  1. ニキアス・アルント(GER/Team Sunweb):3h 50′ 48
  2. アレックス・アランブル(ESP/Caja Rural-RGA):+ 00′ 00
  3. トッシュ・ヴァンデルサンド(BEL/Lotto Soudal):+ 00′ 00
  4. ルーベン・ゲレイロ(PRT/KATUSHA ALPECIN):+ 00′ 00
  5. ヨナス・コッホ(GER/CCC Team):+ 00′ 00
  6. ディラン・トゥーンス(BEL/Bahrain Merida):+ 00′ 00
  7. ヨナタン・ラストラ(ESP/Caja Rural-RGA):+ 00′ 00
  8. トビアス・ルドヴィグソン(SWE/Groupama-FDJ):+ 00′ 00
  9. フェルナンド・バルセロ(ESP/Euskadi Murias):+ 00′ 00
  10. セルジオ・エナオ(COL/UAE Team Emirates):+ 00′ 00

アルントは2016年ジロ・デ・イタリア最終ステージ以来、2回目のグランツールでのステージ優勝。
今年のグランツールでドイツ勢がステージ優勝をするのは、ジロ・デ・イタリアでステージ2勝(第2、第5ステージ)をあげたパスカル・アッカーマン(BORA-hansgrohe)以来です。
ステージ13位のハーゲンまでがタイム差なしでフィニッシュしました。

第8ステージ:総合順位

  1. ニコラ・エデ(FRA/COFIDIS):32h 16′ 24
  2. ディラン・トゥーンス(BEL/Bahrain Merida):+ 02′ 21
  3. ミゲルアンヘル・ロペス(COL/Astana):+ 03′ 01
  4. プリモシュ・ログリッチ(SVN/Jumbo-Visma):+ 03′ 07
  5. アレハンドロ・バルベルデ(ESP/Movistar):+ 03′ 17
  6. ナイロ・キンタナ(COL/Movistar):+ 03′ 28
  7. カールフレドリック・ハーゲン(NOR/Lotto Soudal):+ 03′ 45
  8. ラファル・マイカ(POL/BORA-hansgrohe):+ 04′ 59
  9. タデイ・ポガチャル(SVN/UAE Team Emirates):+ 05′ 37
  10. エスデバン・チャベス(COL/Mitchelton-SCOTT):+ 05′ 53

エデ(総合16位)、トゥーンス(総合18位)、ハーゲン(総合22位)が総合トップ10にジャンプアップ。
メイン集団はアルントから9分24秒差でフィニッシュし、総合上位勢もこの集団内でレースを終えています。

第8ステージ:4賞ジャージ+3

  • マイヨ・ロホ(総合首位):ニコラ・エデ(FRA/COFIDIS)
  • マイヨ・ベルデ(ポイント賞):サム・ベネット(IRL/BORA-hansgrohe)
  • マイヨ・デ・ルナデス (山岳賞):アンヘル・マドラソ(ESP/Burgos BH)
  • マイヨ・ブランコ(新人賞):ミゲルアンヘル・ロペス(COL/Astana)※総合3位
  • チーム優勝:Movistar
  • ステージ優勝:ニキアス・アルント(GER/Team Sunweb)
  • 敢闘賞:ダビ・デラクルス(ESP/Team INEOS)

マイヨ・ロホはエデが獲得。
新人賞ジャージはロペスが着用します。
敢闘賞にはデラクルスが選ばれました。

第9ステージの概要

第9ステージは、今大会のタイムトライアルステージ以外で唯一100kmを切るステージです。
ブエルタではお馴染みの、アンドラ公国に戦いの舞台を移します。

  • スタート:Andorra la Vella
  • フィニッシュ:Cortals d’Encamp
  • 総距離:94.4km
  • 中間スプリント地点:Santa Coloma(残り24.2km)
  • 山岳:d’Ordino(1級、残り77.4km)、la Gallina(超級、残り37.8km)、la Comella(2級、残り18km)、Engolasters(2級、残り10.6km)、Cortals d’Encamp(1級、フィニッシュ)
  • ステージ:上級山岳
  • 開始時刻:14:54(日本時間21:54)
  • 引用元:大会公式サイト内第9ステージコース紹介ページ
引用元:大会公式サイト内第9ステージコース紹介ページ

アンドラ・ラベリャ(Andorra la Vella)は、2009年のツール・ド・フランス第8ステージに登場。
このステージでは、逃げに乗ったルイスレオン・サンチェス(ESP/当時Caisse d’Epargne、現Astana)が優勝しています。

引用元:大会公式サイト内第9ステージコース紹介ページ

アンドラ・ラベリャをスタートする集団はひとまず北東へ進み、1級山岳ドルディーノ(d’ Ordino、残り77.4km)へ。
スタート地点から17kmで800m以上を上ります。

8.9kmの上りのうち、勾配がきついのは前半4km。
4km以降は勾配5%前後になり、山頂まで2kmを切ると残り1kmまで下りが続きます。

d’ Ordino、引用元:大会公式サイト内第9ステージコース紹介ページ

ドルディーノを上ったあとはダウンヒルが30km近く続き、下りきってステージ中盤に差し迫ったところから、今大会最初の超級山岳ラ・ガリーニャ(la Gallina、残り37.8km)の登坂がスタート。
12.2kmで1,000m以上をのぼる山岳です。
勾配10%以上の激坂区間も少なくありませんが、ほぼフラットな区間もあるので平均勾配は8.3%に留まっています。

la Gallina、引用元:大会公式サイト内第9ステージコース紹介ページ

昨年の第20ステージでは山頂フィニッシュとして登場しましたが、今回は昨年の反対側から上ります。
エンリク・マス(ESP/当時Quick-Step Floors、現Deceuninck-Quick Step)と現在新人賞ジャージを着ているロペスがフィニッシュ地点まで争い、マスがグランツールで自身初のステージ優勝を達成。
サイモン・イェーツ(GBR/Mitchelton-Scott)が総合優勝に王手をかけ、マスとロペスがマドリードの表彰台をほぼ確実なものにしました。

引用元:大会公式サイト内第9ステージコース紹介ページ

ラ・ガリーニャを下りきると、中間スプリント地点のサンタ・コロマ(Santa Coloma、残り24.2km)が登場。
ほぼフラットなサンタ・コロマを通り過ぎて13.6kmのうちに、2つの2級山岳を上ります。
ラ・コメーリャ(la Comella、残り18km)とエンゴラスタース(Engolasters、残り10.6km)です。

Cortals d’Encamp、引用元:大会公式サイト内第9ステージコース紹介ページ

エンゴラスタースを上りきると、残り5.7km地点でフィニッシュ地点コルタルス・デンカンプ(Cortals d’Encamp、1級)への上りが始まるまでの4kmはほぼフラットですが、未舗装路です。
標高1,620mから2,095mまで500m近く上るラスト5.7kmは、総合争いを大きく左右することになるでしょう。

引用元:大会公式サイト内第9ステージコース紹介ページ

コルタルス・デンカンプの山頂フィニッシュがブエルタに登場するのは、2015年第11ステージ以来。
今回登場するカテゴリー山岳のうち、ブエルタ初登場のエンゴラスタース以外はすべて2015年も訪れています。
ミケル・ランダ(ESP/当時Astana、現Movistar)が2位に1分22秒差をつける独走でステージ優勝しました。

J SPORTSの中継は23:00から!

きょうの第9ステージは、23:00からJSPORTSで中継!
最初の休息日を目前に控えたステージでの激しい総合争いは必見です。

お見逃しなく!

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