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【Vuelta a España 2019】ETAPA06

【Vuelta a España 2019】ETAPA06

こんにちは、オーストラリア・ブリスベン在住のスポーツライターのAkane(@akane_ikeno)です。

8/24~9/15までの間、グランツールのひとつブエルタ・ア・エスパーニャ(la Vuelta a España、以下:ブエルタ)についての記事を毎日更新中。
今日は、第5ステージのレース概要と第6ステージのコースをご紹介します。

第5ステージのレース概要

第5ステージのコースなどの情報は、こちらの記事でご確認いただけます。

【Vuelta a España 2019】ETAPA05

山頂フィニッシュ三連戦の初日、エスケープしようとする選手と彼らを逃がさない集団による攻防が繰り広げられます。
10kmを過ぎると、山岳賞ジャージに袖を通すアンヘル・マドラソ(ESP/Burgos BH)とチームメイトのイェツェ・ボル(NED/Burgos BH)が集団からの抜け出しに成功。
2人を追ったホセ・エラダ(ESP/COFIDIS)が合流し、3人の逃げ集団ができました。

2級山岳アルクブラス(Alcublas、残り139km)を先頭通過したマドラソの累計山岳ポイントは20pt。
このステージを完走すれば、マイヨ・デ・ルナデスをもう一日キープできます。
メイン集団がアルクプラスを通過したときには、タイム差が7分18秒まで広がりました。

3級山岳ルビエロス噴水(Fuente de Rubielos、残り72.1km)もマドラソが先頭で登頂。
残り65kmで11分近くまでタイム差が広がり、3名の逃げ切りステージ勝利が見えてきました。

その後方のメイン集団では、前日のステージで3位に入ったフェルナンド・ガビリア(COL/UAE Team Emirates)らUAE Team Emiratesが前を牽き始め、タイム差は9分台で安定し始めます。
逃げ集団に変化が起きたのは、残り45km。
マドラソがボルとホセについていけず一時的に独走を強いられますが、のちに前のふたりに合流しています。

中間スプリント地点のマンザネラ(Manzanera、残り35.7km)は、ボルが先頭で通過。
ホセ、マドラソと続いています。

ボルから11分近く遅れてマンザネラを通過しようとするメイン集団で、集団落車が発生。
その前方でも、マドラソがチームカーと接触し、ふらついてぶつかったホセとともにあわや落車という場面が。

残り20kmを切ってタイム差は10分を下回るようになるものの、逃げている3名の逃げ切りは確実。
メイン集団は総合系のチームが前方にきています。

残り11.1kmから山頂フィニッシュに指定されている1級山岳ハバランブレ(Javalambre)への登坂が始まりました。
8分、7分…とタイム差は徐々に詰まっています。

マドラソのアタック、ホセとボルによる吸収が幾度か繰り返され、この繰り返しに終わりが見えたのは残り4km。
追走したボルとホセがマドラソを追い抜き、そのまま置き去りにしました。

その後方では、残り6kmで世界チャンピオンのアレハンドロ・バルベルデ(ESP/Movistar)がアタック。
ミゲルアンヘル・ロペス(COL/Astana)、タデイ・ポガチャル(SVN/UAE Team Emirates)、プリモシュ・ログリッチ(SVN/Jumbo-Visma)、セップ・クース(USA/Jumbo-Visma)はバルベルデにつきますが、ラファル・マイカ(POL/BORA-hansgrohe)やエスデバン・チャベス(COL/Mitchelton-SCOTT)、ナイロ・キンタナ(COL/Movistar)やリゴベルト・ウラン(COL/EF Education First)らが遅れていきます。
マイヨ・ロホのニコラス・ロッシュ(IRL/Team Sunweb)とジョージ・ベネット(NZL/Jumbo-Visma)がいるのは、マイカのグループの後ろです。

ロペスがアタックし、バルベルデとログリッチが追います。
先頭集団がフラム・ルージュを通過するころには、追走一番手のロペスとの逃げ集団のタイム差は1分20秒です。
そして残り800mでマドラソは前を行くボルとホセに合流しました。

マドラソが残り700mでペースを上げ、そのまま天文台を望むフィニッシュ地点を最初に通過。
ボルがマドラソに続いてフィニッシュし、Burgos BHがワンツーフィニッシュを決めています。

第5ステージ:ステージ順位

  1. アンヘル・マドラソ(ESP/Burgos BH):4h 58′ 31
  2. イェツェ・ボル(NED/Burgos BH):+ 00′ 10
  3. ホセ・エラダ(ESP/COFIDIS):+ 00′ 22
  4. ミゲルアンヘル・ロペス(COL/Astana):+ 00′ 47
  5. アレハンドロ・バルベルデ(ESP/Movistar):+ 00′ 59
  6. プリモシュ・ログリッチ(SVN/Jumbo-Visma):+ 00′ 59
  7. タデイ・ポガチャル(SVN/UAE Team Emirates):+ 01′ 29
  8. ナイロ・キンタナ(COL/Movistar):+ 01′ 41
  9. セップ・クース(USA/Jumbo-Visma):+ 01′ 41
  10. エスデバン・チャベス(COL/Mitchelton-SCOTT):+ 01′ 46

ロッシュはマドラソから2分17秒、ロペスから1分30秒遅れの14位でフィニッシュしました。
ステージの途中で、体調不良を理由にグレゴール・ミュールベルガー(AUT/BORA-hansgrohe)がリタイアしています。

第5ステージ:総合順位

  1. ミゲルアンヘル・ロペス(COL/Astana):18h 55′ 21
  2. プリモシュ・ログリッチ(SVN/Jumbo-Visma):+ 00′ 14
  3. ナイロ・キンタナ(COL/Movistar):+ 00′ 23
  4. アレハンドロ・バルベルデ(ESP/Movistar):+ 00′ 28
  5. ニコラス・ロッシュ(IRL/Team Sunweb):+ 00′ 57
  6. リゴベルト・ウラン(COL/EF Education First):+ 00′ 59
  7. エスデバン・チャベス(COL/Mitchelton-SCOTT):+ 01′ 17
  8. ラファル・マイカ(POL/BORA-hansgrohe):+ 01′ 18
  9. タデイ・ポガチャル(SVN/UAE Team Emirates):+ 01′ 49
  10. ウィルコ・ケルデルマン(NED/Team Sunweb):+ 01′ 50

ステージ4位のロペスが総合5位からジャンプアップし、第1ステージ以来のマイヨ・ロホに袖を通しました。
総合11位のピエール・ラトゥール(FRA/AG2R)と12位のダヴィデ・フォルモロ(ITA/BORA-hansgrohe)までがロペスとのタイム差2分未満です。

第5ステージ:4賞ジャージ+3

  • マイヨ・ロホ(総合首位):ミゲルアンヘル・ロペス(COL/Astana)
  • マイヨ・ベルデ(ポイント賞):サム・ベネット(IRL/BORA-hansgrohe)
  • マイヨ・デ・ルナデス (山岳賞):アンヘル・マドラソ(ESP/Burgos BH)
  • マイヨ・ブランコ(新人賞):ミゲルアンヘル・ロペス(COL/Astana)※総合1位
  • チーム優勝:Movistar
  • ステージ優勝:アンヘル・マドラソ(ESP/Burgos BH)
  • 敢闘賞:ホセ・エラダ(ESP/COFIDIS)

敢闘賞はホセが獲得し、グランツールのチーム優勝常連のMovistarが早くも定位置を確保。
マイヨ・ロホのロペスはマイヨ・ブランコとの2枚獲りなので、マイヨ・ブランコは総合9位で出場選手最年少のポガチャルが着用します。

第6ステージの概要

第6ステージも、第5ステージに続いて山頂フィニッシュ。
ステージ序盤と終盤に2カ所ずつカテゴリー山岳が登場します。

  • スタート:Mora de Rubielos
  • フィニッシュ:Ares del Maestrat
  • 総距離:198.9km
  • 中間スプリント地点:Catí(残り59.9km)
  • 山岳:Nogueruelas(2級、残り177.9km)、Linares(3級、残り162.4km)、Culla(3級、残り25.5km)、Ares(3級、フィニッシュ)
  • ステージ:中級山岳
  • 開始時刻:12:04(日本時間19:04)
  • 引用元:大会公式サイト内第6ステージコース紹介ページ
引用元:大会公式サイト内第6ステージコース紹介ページ

モラ・デ・ルビエロス(Mora de Rubielos)からアレス・デル・マエストラット(Ares del Maestrat)へ、北東に進むステージ。
198.9kmと、山岳ステージとしては今大会最長です。

引用元:大会公式サイト内第6ステージコース紹介ページ

コースレイアウトからも、逃げ集団による逃げ切りが決まりやすいステージといえるでしょう。

0km地点から5~6kmほど下ると、そのあとは21km地点のノグエルエラス(Nogueruelas、2級)までほぼ上り続けます。
逃げに乗ろうとする選手の顔ぶれによっては、ノグエルエラスの時点で逃げ集団ができない可能性も。

ノグエルエラスから7.7km下ると間もなく3級山岳リナレス(Linares、残り162.4km)への上りがスタート。
標高1,665mのリナレスを過ぎたあとは、アップダウンを繰り返しながら標高660mの中間スプリント地点のカティ(Catí、残り59.9km)まで、100km以上をかけて下っていきます。

引用元:大会公式サイト内第6ステージコース紹介ページ

ほぼフラットなコースに設置された中間スプリント地点のカティを通過したあと、集団はさらに下って標高630m地点へ。
この時点でフィニッシュまで36.9kmを残していて、3級山岳も2カ所残っています。

残り25.5kmで3級山岳クリャ(Culla、3級)まで上ると、残りはフィニッシュ地点のアレス(Ares、3級)を残すのみ。

引用元:大会公式サイト内第6ステージコース紹介ページ

アレスの登坂距離は7.9km。
残り2kmからフラム・ルージュ(残り1kmのゲート)の区間はフラットですが、この1kmの使い方がステージや総合の行方を左右しそうです。

J SPORTSの中継は23:00から!

きょうの第6ステージは、23:00からJSPORTSで中継!
山岳ステージ3連戦の2日目は総合争いはもちろん、山岳賞争いにも注目です。

お見逃しなく!

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