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【Vuelta a España 2019】ETAPA05

【Vuelta a España 2019】ETAPA05

こんにちは、オーストラリア・ブリスベン在住のスポーツライターのAkane(@akane_ikeno)です。

8/24~9/15までの間、グランツールのひとつブエルタ・ア・エスパーニャ(la Vuelta a España、以下:ブエルタ)についての記事を毎日更新中。
今日は、第4ステージのレース概要と第5ステージのコースをご紹介します。

第4ステージのレース概要

第4ステージのコースなどの情報は、こちらの記事でご確認いただけます。

【Vuelta a España 2019】ETAPA04

クリェラ(Cullera)の0km地点を通過してまもなく、イエール・ワライス(BEL/Lotto Soudal)とホルヘ・クベロ(ESP/Burgos BH)が集団から飛び出しました。
総合で7分以上遅れている2人を集団は先行させ、10kmでタイム差は3分35秒になります。

その後も差は広がり続けて一時は7分差になりましたが、スタートから1時間後には5分48秒差に。
ちなみにワライスとクベロは39.6km/hで最初の1時間を走っています。

タイム差は4分半から5分前後で推移。
ステージ中盤を過ぎるとTeam SunwebとBORA-hansgroheの2チームにティム・デクレルク(BEL/Deceuninck-QuickStep)が集団牽引に加わり、残り87kmではタイム差が3分に突入します。

中間スプリント地点のナケラ(Náquera、残り53.2km)の10km手前にさしかかると、タイム差は2分に。
ナケラへ向けてタイム差を縮める最中、残り57kmでリゴベルト・ウラン(COL/EF Education First)とミッチェル・ドッカー(AUS/EF Education First)が落車。
チームメイトの大半が彼らを援護しながら集団復帰を目指し、ウランはメディカルカーで左腕の手当てを受けます。

ナケラでのスプリントポイントはワライスとクベロ、ピエール・ラトゥール(FRA/AG2R)が獲得。
ラトゥールは第2ステージの中間スプリント地点に続いてスプリントポイントを獲得しています。

残り50kmを切ると、これまで天候に恵まれていた今大会では最初の雨に。
このステージ唯一のカテゴリー山岳オロネット(Oronet、3級)への登坂を利用して集団とのタイム差を、1分30秒ほどから再び2分近くに広げてワライスがナケラに続いて先頭通過。
1ptが与えられる3位通過は、山岳賞ジャージに袖を通すアンヘル・マドラソ(ESP/Burgos BH)です。

ブエルタ初登場のフィニッシュ地点エル・プイグ(El Puig)へ向かうダウンヒルで一時メイン集団が分裂したものの、すぐにひとつに戻ります。
さらにデクレルクの牽引でタイム差が1分20秒ほどに縮まったところでクベロにメカトラブルが発生し、ワライスが単独で逃げることに。

残り27kmに差し掛かると、いよいよワライスと集団のタイム差は1分を下回ります。
クベロがメイン集団に戻ったのもこの頃です。

そのあとエル・プイグまで20kmを残してワライスも吸収され、集団はひとつに。
残り5.5kmでレミ・カヴァニャ(FRA/Deceuninck-QuickStep)がアタックし、カバニャとメイン集団のタイム差は残り3kmで11秒。

メイン集団はぼらが牽くメイン集団がカバニャを吸収したのは、残り1.3kmのラウンドアバウト通過直後のこと。
カバニャが集団を離れると、ニキアス・アルント(GER/Team Sunweb)を先頭に最後の直線へ。

後方に下がるアルントと対照的に前に出たマキシミリアーノ・リケーゼ(ARG/Deceuninck-QuickStep)が、誰もいない前方にファビオ・ヤコブセン(NED/Deceuninck-QuickStep)を発射。
前日の第3ステージで勝利しているサム・ベネット(IRL/BORA-hansgrohe)が後方から猛追しましたが、タイヤ一本分及ばず。
最後まで先頭を駆け抜けたヤコブセンが、グランツール4ステージ目にして初優勝を飾りました。

第4ステージ:ステージ順位

  1. ファビオ・ヤコブセン(NED/Deceuninck-QuickStep):4h 04′ 16
  2. サム・ベネット(IRL/BORA-hansgrohe):+ 00′ 00
  3. フェルナンド・ガビリア(COL/UAE Team Emirates):+ 00′ 00
  4. ルカ・メズゲッツ(SVN/Mitchelton-SCOTT):+ 00′ 00
  5. マルク・サロー(FRA/Groupama-FDJ):+ 00′ 00
  6. シモン・サイノック(POL/CCC Team):+ 00′ 00
  7. エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(NOR/Dimension Data):+ 00′ 00
  8. ヨン・アベラストゥリ(ESP/Caja Rural-RGA):+ 00′ 00
  9. クレメン・ヴァントゥリーニ(FRA/AG2R):+ 00′ 00
  10. マキシミリアーノ・リケーゼ(ARG/Deceuninck-QuickStep):+ 00′ 00

上位にはスプリンター勢が軒並みランクイン。
「今日はベストのスプリントができるかわからないけど、やってみる」と事前に語っていたガビリアもステージ3位につけています。

サム・ベネットに続いてフィニッシュしたマキシミリアン・ヴァルシャイド(GER/Team Sunweb)と10番目にフィニッシュラインを通過したセバスティアン・モラノ(COL/UAE Team Emirates)は降格処分を受け、タイム差なしで順位が一番低い104位となりました。

第4ステージ:総合順位

  1. ニコラス・ロッシュ(IRL/Team Sunweb):13h 55′ 30
  2. ナイロ・キンタナ(COL/Movistar):+ 00′ 02
  3. リゴベルト・ウラン(COL/EF Education First):+ 00′ 08
  4. ミケル・ニエベ(ESP/Mitchelton-SCOTT):+ 00′ 22
  5. ミゲルアンヘル・ロペス(COL/Astana):+ 00′ 33
  6. プリモシュ・ログリッチ(SVN/Jumbo-Visma):+ 00′ 35
  7. セルヒオ・イギータ(COL/EF Education First):+ 00′ 37
  8. ウィルコ・ケルデルマン(NED/Team Sunweb):+ 00′ 38
  9. ダヴィデ・フォルモロ(ITA/BORA-hansgrohe):+ 00′ 46
  10. ラファル・マイカ(POL/BORA-hansgrohe):+ 00′ 46

総合トップ10の順位やタイム差に変化はありません。

ステフェン・クライスヴァイク(NED/Jumbo-Visma)が残り100km以上を残してリタイア。
第1ステージの落車による膝の負傷が悪化したのが理由です。

第4ステージ:4賞ジャージ+3

  • マイヨ・ロホ(総合首位):ニコラス・ロッシュ(IRL/Team Sunweb)
  • マイヨ・ベルデ(ポイント賞):サム・ベネット(IRL/BORA-hansgrohe)
  • マイヨ・デ・ルナデス (山岳賞):アンヘル・マドラソ(ESP/Burgos BH)
  • マイヨ・ブランコ(新人賞):ミゲルアンヘル・ロペス(COL/Astana)※総合5位
  • チーム優勝:Team Sunweb
  • ステージ優勝:ファビオ・ヤコブセン(NED/Deceuninck-QuickStep)
  • 敢闘賞:ホルヘ・クベロ(ESP/Burgos BH)

キンタナに代わって、ステージ2位で20ptを獲得したサム・ベネットがポイント賞ジャージを獲得。
ちなみにサム・ベネットがグランツールの4賞ジャージを手にするのはこれが初めてです。

ブエルタ・ア・エスパーニャ2019のロードチャンピオンジャージ

クリックで拡大。

今大会に出場しているロードレースチャンピオンジャージ着用の選手は、上記の6名。
バルベルデはスペインのロードレースチャンピオンでもありますが、アルカンシエルが優先されるので今大会での着用機会はありません。

ここまで第3ステージでベネット、第4ステージでヤコブセンがステージ勝利を飾っているので、チャンピオンジャージを着た選手の活躍が目立っています。
タイムトライアルチャンピオンジャージの選手は、第10ステージのブログで紹介予定です!

第5ステージの概要

第5ステージは、今大会最初の山頂フィニッシュです。
いよいよ総合争いも少しずつ動き始めます。

  • スタート:L’ Eliana
  • フィニッシュ:Observatorio Astrofísico de Javalambre
  • 総距離:170.7km
  • 中間スプリント地点:Manzanera(残り35.7km)
  • 山岳:Alcublas(2級、残り139km)、Fuente de Rubielos(3級、残り72.1km)、Javalambre(1級、フィニッシュ)
  • ステージ:中級山岳
  • 開始時刻:12:51(日本時間19:51)
  • 引用元:大会公式サイト内第5ステージコース紹介ページ
引用元:大会公式サイト内第5ステージコース紹介ページ

79km地点と120.7km地点のベンタ・デル・アイレ(Venta del Aire)で同じ交差点に出ますが、一筆書きの要領で同じ道には進みません。
スタート地点のレリアナ(L’ Eliana)もフィニッシュ地点のハバランブレ天文台(Observatorio Astrofísico de Javalambre)もブエルタ初登場です。

引用元:大会公式サイト内第5ステージコース紹介ページ

集団は標高80mのレリアナからゆるやかに上り、25.8km地点で標高470mに到達。
そこから2級山岳アルクブラス(Alcublas、残り139km)に向かって約6km、標高750mまで上ります。

アルクブラス通過から47.3km後にベンタ・デル・アイレを右折。
ステージ後半に入ってから登場する標高1,000mの3級山岳ルビエロス噴水(Fuente de Rubielos、残り72.1km)を通過して再びベンタ・デル・アイレへ。

引用元:大会公式サイト内第5ステージコース紹介ページ

中間スプリント地点のマンザネラ(Manzanera、残り35.7km)を通過後は、標高1,000m以上の道を進みます。
マンザネラ1km手前までは下りが続きますが、中間スプリント地点自体は平坦です。

残すはフィニッシュ地点の1級山岳ハバランブレ(Javalambre)を残すのみ。

引用元:大会公式サイト内第5ステージコース紹介ページ

ハバランブレの上りは11.1kmで、フィニッシュ地点の標高は1,950m。
登坂開始地点が標高1,080mなので、870mを上る計算です。

平均勾配は7.8%ですが、最初の3kmは比較的緩やかで勾配6%以下。
しかし、5.5~6kmで少しだけ下ると、最も勾配がきつくなる平均勾配16%の区間へ。

引用元:大会公式サイト内第5ステージコース紹介ページ

ラスト5kmの平均勾配は11.25%。
マイヨ・ロホを争う総合勢が篩にかけられる最初のステージです。

J SPORTSの中継は23:00から!

きょうの第5ステージは、23:00からJSPORTSで中継!
いよいよ総合争いが活性化する山岳3連戦が始まります。

お見逃しなく!

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