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【Tour de France 2019】ÉTAPE20

【Tour de France 2019】ÉTAPE20

こんにちは、オーストラリア・ブリスベン在住のスポーツライターのAkane(@akane_ikeno)です。

7/6~7/28までの間、グランツールのひとつツール・ド・フランス(le Tour de France、以下:ツール)についての記事を毎日更新中。
今日は、第19ステージのレース概要と第20ステージのコースをご紹介します。

第19ステージのレース概要

第19ステージのコースなどの情報は、こちらの記事でご確認いただけます。

【Tour de France 2019】ÉTAPE19

この日の逃げ集団は4人。
ヴィンチェンツォ・ニバリ(ITA/Bahrain Merida)とペリョ・ビルバオ(ESP/Astana)、ダニエル・マーティン(IRL/UAE Team Emirates)、ヘスス・エラダ(ESP/COFIDIS)です。
ちなみにエラダは、今日が29歳の誕生日。

この4人の後方では、追走集団ができては吸収されてきます。
スタートから25kmで登場するサン・タンドレ(Saint-André、3級)は、マーティンとビルバオがポイントを獲得しました。
メイン集団では、ダウンヒルの最中にマテイ・モホリッチ(SVN/Bahrain Merida)とセルジオルイス・エナオ(COL/UAE Team Emirates)が落車。
彼らはともにレースを再開しています。


メイン集団後方では、総合5位のティボー・ピノ(FRA/Groupama-FDJ)が足を止め、メディカルカーに応急処置をしてもらう場面も。
残り91kmでメイン集団に逃げて集団の4人が吸収され、その後は新たに30人近い大規模な逃げ集団が形成されました。

  • ディラン・ファンバーレ(NED/Team INEOS)
  • ホナタン・カストロビエホ(ESP/Team INEOS)
  • パトリック・コンラッド(AUT/BORA-hansgrohe)
  • トニー・ガロパン(FRA/AG2R)
  • ニバリ
  • ダミアーノ・カルーゾ(ITA/Bahrain Merida)
  • セバスティアン・ライヒェンバッハ(SUI/Groupama-FDJ)
  • トーマス・デヘント(BEL/Lotto Soudal)
  • アレハンドロ・バルベルデ(ESP/Movistar)
  • アンドレイ・アマドール(CRI/Movistar)
  • マルク・ソレル(ESP/Movistar)
  • ビルバオ
  • マグナス・コルトニールセン(DEN/Astana)
  • ゴルカ・イサギレ(ESP/Astana)
  • アレクセイ・ルツェンコ(KAZ/Astana)
  • ローレンス・デプルス(BEL/Jumbo-Visma)
  • リゴベルト・ウラン(COL/EF Education First)
  • アルベルト・ベッティオール(ITA/EF Education First)
  • マイケル・ウッズ(CAN/EF Education First)
  • サイモン・イェーツ(GBR/Mitchelton-SCOTT)
  • マーティン
  • ファビオ・アル(ITA/UAE Team Emirates)
  • バウケ・モレマ(NED/Trek-Segafredo)
  • ジュリオ・チッコーネ(ITA/Trek-Segafredo)
  • マイケル・マシューズ(AUS/Team Sunweb)
  • エラダ
  • ギョーム・マルタン(FRA/Wanty-Gobert)
  • ロマン・クロイツィゲル(GER/Dimension Data)
  • ワレン・バルギル(FRA/Arkéa Samsic )
  • エリー・ジェスベール(FRA/Arkéa Samsic)


2級山岳オッソワ(d’Aussois、残り88.5km)は、山岳賞暫定3位のカルーゾが先頭通過。
そこから3級山岳ラ・マドレーヌ(la Madeleine、残り63km)に向かうまでに、何人かが脱落しました。

ラ・マドレーヌカルーゾとニバリがワン・ツーで通過しています。
そのままラ・マドレーヌの5km先の中間スプリントポイントのベッサン(Bessans、残り58km)へ。


ベッサンはルツェンコが先頭で通過し、スプリントポイント20ptを獲得しました。
メイン集団と逃げ集団のタイム差は、残り50kmを切って1分40秒に。

ベッサンを過ぎて7km行くと、そこから超級山岳イズラン(l’Iseran、残り37.5km)への登坂が始まります。
イズランは今大会の最高標高である2,770m地点で、今大会最後のボーナスタイムの対象山岳です。


逃げ集団は、イズランへの上りで14人に縮小。

  • ウラン
  • バルベルデ
  • バルギル
  • マルタン
  • ライヒェンバッハ
  • ルツェンコ
  • デプルス
  • ウッズ
  • チッコーネ
  • ニバリ
  • カルーゾ
  • サイモン・イェーツ
  • アマドール
  • コルトニールセン

この中からルツェンコやマルタン、ライヒェンバッハ、ウッズ、チッコーネが脱落して先頭は9人に。
メイン手段からエンリク・マス(ESP/Deceuninck-QuickStep)が脱落してマイヨ・ジョーヌのジュリアン・アラフィリップ(FRA/Deceuninck-QuickStep)にアシストがいなくなったころ、ゲラント・トーマス(GBR/Team INEOS)がアタック。
ステフェン・クライスヴァイク(NED/Jumbo-Visma)やエマヌエル・ブッフマン(GER/BORA-hansgrohe)、エガン・ベルナル(COL/Team INEOS)は反応しますが、アラフィリップが遅れます。


逃げ集団で単独先頭に躍り出たバルギルを追うサイモン・イェーツにベルナルが追い付き、ともにバルギルを追走。
2人はバルギルに追いついて3人で先頭集団を形成しますが、バルギル、サイモンの順に先頭から脱落し、ベルナルが暫定マイヨ・ジョーヌに。
そのままベルナルが単独でイズランを通過し、トーマスら2位集団からはイズランの山頂時点で55秒を奪いました。

2位集団では、イズランのダウンヒルを利用してミケル・ランダ(ESP/Movistar)がアタック。
アラフィリップはベルナルから2分3秒遅れでイズランを通過しました。


下りきったあとはラスト2kmに山頂があるティニュ(Tignes、1級)へ。
…と思いきや、コースへの積雹や土砂崩れによって、レース続行困難との判断が下されて中止。
イズラン時点のタイム差でステージの成績を確定させることになりました。

第19ステージ:ステージ順位


レースの中止により、ステージ優勝者はなしという結果に。

第19ステージ:総合順位

  1. エガン・ベルナル(COL/Team INEOS):78h 00′ 42
  2. ジュリアン・アラフィリップ(FRA/Deceuninck-QuickStep):+ 00′ 45
  3. ゲラント・トーマス(GBR/Team INEOS):+ 01′ 11
  4. ステフェン・クライスヴァイク(NED/Jumbo-Visma):+ 01′ 23
  5. エマヌエル・ブッフマン(GER/BORA-hansgrohe):+ 01′ 50
  6. ミケル・ランダ(ESP/Movistar):+ 04′ 30
  7. リゴベルト・ウラン(COL/EF Education First):+ 05′ 09
  8. ナイロ・キンタナ(COL/Movistar):+ 05′ 17
  9. アレハンドロ・バルベルデ(ESP/Movistar):+ 06′ 25
  10. リッチー・ポート(AUS/Trek-Segafredo):+ 06′ 28

ついに首位が交代しました。
アラフィリップは48秒差、トーマスは1分16秒差で、トーマスとクライスヴァイクのポディウム争いは12秒差です。
5位のブッフマンまでが表彰台圏内といえるでしょう。

残り86kmを残して、総合5位のピノがツールを去っています。

第19ステージ:4賞ジャージ+3

  • マイヨ・ジョーヌ(総合首位):エガン・ベルナル(COL/Team INEOS)
  • マイヨ・ヴェール(ポイント賞):ペテル・サガン(SVK/BORA-hansgrohe)
  • マイヨ・ア・ポワ (山岳賞):ロマン・バルデ(FRA/AG2R)
  • マイヨ・ブラン(新人賞):エガン・ベルナル(COL/Team INEOS)※総合1位
  • チーム優勝:Movistar
  • ステージ優勝:-
  • 敢闘賞:-

ステージ優勝とともに、対象者なしとなった第19ステージの敢闘賞。
新人賞1位のベルナルはマイヨ・ジョーヌを着用するため、新人賞2位のダヴィ・ゴデュ(FRA/Groupama-FDJ)が繰り下げ着用します。

第20ステージの概要

第20ステージは、アルプス上級山岳3連戦の最終日です。
130kmから59.5kmと、コース変更によってステージの長さは半分以下に短縮。
超級山岳のヴァル・トランス(Val Thorens)で山頂フィニッシュを迎えます。

  • スタート:Albertville
  • フィニッシュ:Val Thorens
  • 総距離:59.5km
  • 中間スプリント地点:-
  • 山岳:Val Thorens(超級/フィニッシュ)
  • ステージ:上級山岳
  • 開始時刻:14:30(日本時間21 :30)
  • 引用元:大会公式サイト内第20ステージコース紹介ページ
引用元:大会公式サイト内第20ステージコース紹介ページ

アルベールヴィル(Albertville)からヴァル・トランスまでの59.5kmで、すべてが決まります。

アルベールヴィルは、2016年と2018年にも選手を送り出しています。
昨年第11ステージはトーマスがステージ優勝しました。
ツールにこそ登場しなかったものの、2017年のツール前哨戦クリテリウム・デュ・ドーフィネではヤコブ・フグルサング(DEN/Astana)が、U23ツールともいわれるツール・ド・ラヴニールではベルナルが、アルベールヴィルを発つステージで勝利。

3人に共通しているのは、最終的にその大会で総合優勝していることです。
今日のステージで優勝した選手は、マイヨ・ジョーヌを大きく手繰り寄せることになるでしょう。

引用元:大会公式サイト内第20ステージコース紹介ページ

スタート地点のアルベールヴィルから国道90号線を通り、予定されていた中間スプリントポイントと2つのカテゴリー山岳をパスして、直接ムティエ(Moutiers、残り36km)へ。

引用元:大会公式サイト内第20ステージコース紹介ページ

ヴァル・トランスへの登坂距離は33.4km。
このステージは59.5kmなので、このステージの半分以上はヴァル・トランスへの登坂で構成されていることになります。

平均勾配こそ5.5%ですが、ほぼフラットな区間が平均勾配を下げているのが理由。
上記の断面図からも見て取れるように、ヴァル・トランスの上りの大半は勾配6%以上です。

今日のマイヨ・ジョーヌ:L’arc de Triomphe

引用元:大会公式サイト

第20ステージのポディウムで授与され、明日の第21ステージで着用するマイヨ・ジョーヌです。

このマイヨ・ジョーヌに描かれているのは、パリ・シャンゼリゼの凱旋門(Arc de Triomphe)。
1975年からツールの最終日に登場し、マイヨ・ジョーヌと並ぶツール・ド・フランスのシンボルのひとつです。

J SPORTSの中継は20:10から!

きょうの第21ステージは、20:10からJSPORTSで中継!
第106回ツール・ド・フランスも、いよいよ大詰めです。

お見逃しなく!

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