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【Tour de France 2019】ÉTAPE14

【Tour de France 2019】ÉTAPE14

こんにちは、オーストラリア・ブリスベン在住のスポーツライターのAkane(@akane_ikeno)です。

7/6~7/28までの間、グランツールのひとつツール・ド・フランス(le Tour de France、以下:ツール)についての記事を毎日更新中。
今日は、第13ステージのレース概要と第14ステージのコースをご紹介します。

第13ステージのレース概要

第13ステージのコースなどの情報は、こちらの記事でご確認いただけます。

【Tour de France 2019】ÉTAPE13

第13ステージは、今大会唯一の個人タイムトライアルです。
第1走で総合順位最下位のヨアン・オフレド(FRA/Wanty-Gobert)がフランス時間で14:00にスタート。
その後もタイムトライアル世界チャンピオンに4回輝いているトニー・マルティン(GER/Jumbo-Visma)が第4走、今年のジロ・デ・イタリア第21ステージのITTで優勝したチャド・ハガ(USA/Team Sunweb)が第5走、デンマークのタイムトライアルチャンピオンカスパー・アスグリーン(DEN/Deceuninck-QuickStep)が第6走と、タイムトライアルの腕に覚えがある選手たちが序盤に出走していきます。

スタートから5kmで1分前を出発したマルティンをハガが追い抜きます。
第1走・オフレドの3カ所ある中間計測地点の通過タイムは以下のとおり。

  • セリゼ(Cériset、残り19.5km):13分17秒
  • エスキヨ(d’Esquillot、残り11.7km):25分28秒
  • ジュランソン(Jurançon、残り5.3km):32分52秒


最初にポー(Pau)のフィニッシュラインにやってきたオフレドは40分10秒でフィニッシュ。
しかし、オフレドの4分後にスタートしたハガがオフレドを3分48秒上回るタイムでフィニッシュし、さらにハガの次にスタートしたアスグリーンが30秒後にフィニッシュラインを通過し、暫定首位に立ちました。

アスグリーンのタイムを超えるべく何人もの選手がポーの往復コースを走りますが、なかなか35分52秒を下回るタイムでフィニッシュする選手は現れません。
第63走のネルソン・オリヴェイラ(PRT/Movistar)がエスキヨまではアスグリーンを上回ったものの、フィニッシュラインでは11秒及ばず。


第91走のワウト・ファンアールト(BEL/Jumbo-Visma)は、ローハン・デニス(AUS/Bahrain Merida)が去ったあとの優勝候補のひとりです。
しかし、フィニッシュまで残り1.1kmのカーブでフェンスに激突。
そのまま救急車に運ばれ、ツールを去ることになりました。

第94走のは、すべての中間計測地点でアスグリーンを上回ったうえで、16秒差で暫定首位に。
90人以上の走りをホットシートで見てきたアスグリーンは、デヘントにその席を譲りました。

デヘントに肉薄する選手もなかなか現れないなか、ついに総合トップ10がスタートしていきます。
トップ5の選手たちがスタートしていくなか、総合19位のリッチー・ポート(AUS/Trek-Segafredo)が9秒差に迫り、暫定2位に。

最終第166走でマイヨ・ジョーヌを着用するジュリアン・アラフィリップ(FRA/Deceuninck-QuickStep)は、17:19にポーのスタート地点を出発。
アラフィリップが第1中間計測地点のセリゼをステフェン・クライスヴァイク(NED/Jumbo-Visma)より5秒早い全体トップの11分17秒で通過したころ、ポーのフィニッシュラインには総合12位のリゴベルト・ウラン(COL/EF Education First)が戻ってきました。
ウランのタイムはデヘントに0.28秒届かず、暫定2位に。


アラフィリップは第2中間計測地点のエスキヨでも全体トップの21分48秒で通過。
そして、最後の中間計測地点・ジュランソンもアラフィリップが28分35秒で全選手中最速タイムをたたき出しました。

アラフィリップの2分前にスタートしたディフェンディングチャンピオンゲラント・トーマス(GBR/Team INEOS)が21秒デヘントを上回り、ホットシートへ。
アラフィリップの陰に隠れることになったものの、すべての中間計測地点でデヘントを上回っていました。
しかし、トーマスを14秒上回るタイムでフィニッシュしたアラフィリップが、第3ステージに続いて今大会2勝目を上げました。

第13ステージ:ステージ順位

  1. ジュリアン・アラフィリップ(FRA/Deceuninck-QuickStep):35′ 00
  2. ゲラント・トーマス(GBR/Team INEOS):+ 00′ 14
  3. トーマス・デヘント(BEL/Lotto Soudal):+ 00′ 36
  4. リゴベルト・ウラン(COL/EF Education First):+ 00′ 36
  5. リッチー・ポート(AUS/Trek-Segafredo):+ 00′ 45
  6. ステフェン・クライスヴァイク(NED/Lotto NL Jumbo):+ 00′ 45
  7. ティボー・ピノ(FRA/Groupama-FDJ):+ 00′ 49
  8. カスパー・アスグリーン(DEN/Deceuninck-QuickStep):+ 00′ 52
  9. エンリク・マス(ESP/Deceuninck-QuickStep):+ 00′ 58
  10. ジョセフ・ロスコフ(USA/CCC Team):+ 01′ 01

アラフィリップが昨年に続き、大会ステージ2勝を獲得。

第13ステージ:総合順位

  1. ジュリアン・アラフィリップ(FRA/Deceuninck-QuickStep):53h 01′ 09
  2. ゲラント・トーマス(GBR/Team INEOS):+ 01′ 26
  3. ステフェン・クライスヴァイク(NED/Jumbo-Visma):+ 02′ 12
  4. エンリク・マス(ESP/Deceuninck-QuickStep):+ 02′ 44
  5. エガン・ベルナル(COL/Team INEOS):+ 02′ 52
  6. エマヌエル・ブッフマン(GER/BORA-hansgrohe):+ 03′ 05
  7. ティボー・ピノ(FRA/Groupama-FDJ):+ 03′ 22
  8. リゴベルト・ウラン(COL/EF Education First):+ 03′ 54
  9. ナイロ・キンタナ(COL/Movistar):+ 03′ 55
  10. アダム・イェーツ(GBR/Mitchelton-SCOTT):+ 03′ 55

アラフィリップが後続との差を広げる展開に。
アダムは2分8秒遅れのステージ34位でフィニッシュし、順位を下げました。

第13ステージ:4賞ジャージ+3

  • マイヨ・ジョーヌ(総合首位):ジュリアン・アラフィリップ(FRA/Deceuninck-QuickStep)
  • マイヨ・ヴェール(ポイント賞):ペテル・サガン(SVK/BORA-hansgrohe)
  • マイヨ・ア・ポワ (山岳賞):ティム・ウェレンス(BEL/Lotto Soudal)
  • マイヨ・ブラン(新人賞):エンリク・マス(ESP/Deceuninck-QuickStep)※総合4位
  • チーム優勝:Trek-Segafredo
  • ステージ優勝:ジュリアン・アラフィリップ(FRA/Deceuninck-QuickStep)
  • 敢闘賞:-

新人賞がベルナルからマスに交代。
それ以外の顔ぶれに変化はありません。
チーム首位も、ステージ5位のポートや13位のバウケ・モレマ(NED/Trek-Segafredo)ら率いるTrek-Segafredoが守っています。

第14ステージの概要

第14ステージは、トゥールマレー・バレージュ(Tourmalet Barèges)の山頂フィニッシュ。
距離は117.5kmと、タイムトライアルの第2ステージと第13ステージを除き、今大会最短です。

  • スタート:Tarbes
  • フィニッシュ:Tourmalet Barèges
  • 総距離:117.5km
  • 中間スプリント地点:Pierrefitte-Nestalas(残り31.5km)
  • 山岳:Labatmale(4級/残り99.5km)、Soulor(1級/残り57km)、Tourmalet Barèges(超級/フィニッシュ)
  • ステージ:上級山岳
  • 開始時刻:13:45(日本時間20:45)
  • 引用元:大会公式サイト内第14ステージコース紹介ページ
引用元:大会公式サイト内第14ステージコース紹介ページ

トゥールマレー・バレージュは、スタート地点のタルブ(Tarbes)の真南ですが、2つの山岳を通るように西へ迂回しながら進みます。

スタートから18kmで登場するラバマル(Labatmale)は1.4kmと距離こそ短いものの、平均勾配は6.7%。
ラバマルを下ったあとはなだらかな上りに突入し、ステージの中間にあるスロル(Soulor、1級)へ向かいます。

引用元:大会公式サイト内第14ステージコース紹介ページ

標高1,474mのスロルを通過したあとはトゥールマレーの上りに備えて下り、下りきって上り始めたところに中間スプリントポイント地点のピエルフィット・ネスタラス(Pierrefitte-Nestalas、残り31.5km)があります。

引用元:大会公式サイト内第14ステージコース紹介ページ

中間スプリントポイントは上りです。

中間スプリントポイントを通過して12kmほど行くと、トゥールマレーの上りが始まります。

引用元:大会公式サイト内第14ステージコース紹介ページ

平均勾配7.4%の道が19kmにわたって続きます。

トゥールマレーが山頂フィニッシュでツールに登場するのは、2010年第17ステージ以来のこと。
マイヨ・ジョーヌを着ていたアルベルト・コンタドール(ESP)と、8秒差でコンタドールを追う総合2位のアンディ・シュレク(LUX)が激戦を繰り広げ、シュレクがステージ優勝を手にしました。

今日のマイヨ・ジョーヌ:Miguel Indurain

引用元:大会公式サイト

第14ステージのポディウムで授与され、明日の第15ステージで着用するマイヨ・ジョーヌです。

このマイヨ・ジョーヌに描かれているのは、ミゲル・インデュライン(ESP)。
ツール総合優勝5回の”5勝クラブ”の一員であり、ツールで5回総合優勝した最後の選手でもあります。
1991年から1995年にかけての5連覇は、5勝クラブでもインデュラインだけが達成した偉業です。

J SPORTSの中継は20:05から!

きょうの第14ステージは、20:05からJSPORTSで中継!
いつもより早めの放送スタートなので、中継の最初から視聴したい方はご注意ください。

お見逃しなく!

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