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【Tour de France 2019】ÉTAPE11

【Tour de France 2019】ÉTAPE11

こんにちは、オーストラリア・ブリスベン在住のスポーツライターのAkane(@akane_ikeno)です。

7/6~7/28までの間、グランツールのひとつツール・ド・フランス(le Tour de France、以下:ツール)についての記事を毎日更新中。
今日は、第10ステージのレース概要と第11ステージのコースをご紹介します。

第10ステージのレース概要

第10ステージのコースなどの情報は、こちらの記事でご確認いただけます。

【Tour de France 2019】ÉTAPE10

今年の第10ステージは、休息日前最後のステージ。
スタート直後の逃げ集団は吸収され、2回目のアタックで5名の逃げ集団が決まりました。

  • トニー・ガロパン(FRA/AG2R)
  • ナトナエル・ベルハネ(ERI/COFIDIS)
  • マッズヴルス・シュミット(DEN/KATUSHA ALPECIN)
  • アントニー・テュルジス(FRA/Total Direct Energie)
  • オドクリスティアン・エイキング(NOR/Wanty-Gobert)

ミヒャエル・シェアー(SUI/CCC Team)が追走し、スタートから11kmで逃げ集団に合流しました。


スタートから22kmで第10ステージ唯一の4級山岳マレ(Mallet)へ。
マレはベルハネが先頭で通過しました。

マレから17.5km先にある3級山岳ショード・ゼーグ(Côte de Chaudes-Aigues、残り177km)は、ベルハネとエイキングがポイントを獲得しています。
ショード・ゼーグを過ぎた集団は細かなアップダウンを繰り返しながら90km地点あたりにかけて下り、二つ目の3級山岳・エスパリオン(Côte d’Espalion、残り122km)で再び登坂。
エスパリオンもベルハネとエイキングがポイントを獲得しました。

逃げとメイン集団のタイム差は2~3分で推移。
カスパー・アスグリーン(DEN/Deceuninck-QuickStep)やトーマス・デヘント(BEL/Lotto Soudal)、トニー・マルティン(GER/Jumbo-Visma)らが集団を引きます。

中間スプリントポイント・ラ・プリモーブ(la Primaube、残り89km)はエイキングが20ptを獲得。
メイン集団ではソニー・コルブレッリ(ITA/Bahrain Merida)が先頭通過しました。


ラ・プリモーブを通過したあたりからタイム差が2分を切り始め、最後の3級山岳ラ・マルリック(La Malric、残り53km)をベルハネが通過するころには1分46秒に。
すべてのカテゴリー山岳をベルハネが先頭通過し、このステージだけで7ptを稼ぎました。

あとはアルビ(Albi)のフィニッシュ地点へ行くのみというところから、エシュロン(横風)で集団が分断。
総合3位のティボー・ピノ(FRA/Groupama-FDJ)やマイヨ・ブランのジュリオ・チッコーネ(ITA/Trek-Segafredo)は、ジュリアン・アラフィリップ(FRA/Deceuninck-QuickStep)がいる先頭集団から1分以上遅れ、総合4位のジョージ・ベネット(NZL/Jumbo-Visma)は4分以上離されました。

逃げの6選手は残り25kmで吸収されました。

Sunwebが集団を引き、マイケル・マシューズ(AUS/Team Sunweb)が4番手につけながらメイン集団はフラム・ルージュを通過します。
ニキアス・アルント(GER/Team Sunweb)、セース・ボル(NED/Team Sunweb)らのトレインからの発射をマシューズが待つなかで、ワウト・ファンアールト(BEL/Jumbo-Visma)やカレブ・ユアン(AUS/Lotto Soudal)、エリア・ヴィヴィアーニ(ITA/Deceuninck-QuickStep)らが発射。
マシューズの左側から伸びるファンアールトとさらにその左から伸びるヴィヴィアーニのスプリント勝負になり、わずかながらファンアールトが先着しました。

第10ステージ:ステージ順位

  1. ワウト・ファンアールト(BEL/Jumbo-Visma):2h 59′ 30
  2. エリア・ヴィヴィアーニ(ITA/Deceuninck-QuickStep):+ 00′ 00
  3. カレブ・ユアン(AUS/Lotto Soudal):+ 00′ 00
  4. マイケル・マシューズ(AUS/Team Sunweb):+ 00′ 00
  5. ペテル・サガン(SVK/BORA-hansgrohe):+ 00′ 00
  6. ジャスパー・フィリップセン(BEL/UAE Team Emirates):+ 00′ 00
  7. ソニー・コルブレッリ(ITA/Bahrain Merida):+ 00′ 00
  8. マッテオ・トレンティン(ITA/Mitchelton-SCOTT):+ 00′ 00
  9. オリバー・ナーセン(BEL/AG2R):+ 00′ 00
  10. グレッグ・ファンアーヴェルマート(BEL/CCC Team):+ 00′ 00

ファンアールトはグランツール初のステージ優勝(第2ステージのTTTを除く)。

第10ステージ:総合順位

  1. ジュリアン・アラフィリップ(FRA/Deceuninck-QuickStep):43h 27′ 15
  2. ゲラント・トーマス(GBR/Team INEOS):+ 01′ 12
  3. エガン・ベルナル(COL/Team INEOS):+ 01′ 16
  4. ステフェン・クライスヴァイク(NED/Jumbo-Visma):+ 01′ 27
  5. エマヌエル・ブッフマン(GER/BORA-hansgrohe):+ 01′ 45
  6. エンリク・マス(ESP/Deceuninck-QuickStep):+ 01′ 46
  7. アダム・イェーツ(GBR/Mitchelton-SCOTT):+ 01′ 47
  8. ナイロ・キンタナ(COL/Movistar):+ 02′ 04
  9. ダニエル・マーティン(IRL/UAE Team Emirates):+ 02′ 09
  10. ジュリオ・チッコーネ(ITA/Trek-Segafredo):+ 02′ 32

総合トップ10は、顔ぶれ・タイム差ともに変化がありません。
第9ステージスタート時点で逃げ集団内で総合トップだったロッシュは、総合43位から総合28位にジャンプアップしています。

第10ステージ:4賞ジャージ+3

  • マイヨ・ジョーヌ(総合首位):ジュリアン・アラフィリップ(FRA/Deceuninck-QuickStep)
  • マイヨ・ヴェール(ポイント賞):ペテル・サガン(SVK/BORA-hansgrohe)
  • マイヨ・ア・ポワ (山岳賞):ティム・ウェレンス(BEL/Lotto Soudal)
  • マイヨ・ブラン(新人賞):エガン・ベルナル(COL/Team INEOS)※総合3位
  • チーム優勝:Movistar
  • ステージ優勝:ワウト・ファンアールト(BEL/Jumbo-Visma)
  • 敢闘賞:ナトナエル・ベルハネ(ERI/COFIDIS)

マイヨ・ジョーヌはステージ11位のアラフィリップが守りました。
フランス人選手がマイヨ・ジョーヌをキープして第1休息日に入るのは、2011年のトマ・ヴォクレール以来です。

敢闘賞は、この日のカテゴリー山岳をすべて先頭通過したベルハネが獲得。
第9ステージのダリル・インピー(RSA/Mitchelton-SCOTT)に続き、アフリカ勢が表彰台に上がりました。

第11ステージの概要

第11ステージは、休息日明け最初のステージ。
アルビ(Albi)からトゥールーズ(Toulouse)へ向かう167kmです。

  • スタート:Albi
  • フィニッシュ:Toulouse
  • 総距離:167km
  • 中間スプリント地点:Gaillac(残り80km)
  • 山岳:Tonnac(3級/残り135km)、Castelnau-de-Montmiral(4級/残り90km)
  • ステージ:平坦
  • 開始時刻:13:45(日本時間20:45)
  • 引用元:大会公式サイト内第11ステージコース紹介ページ
引用元:大会公式サイト内第11ステージコース紹介ページ

プロトンはピレネー山脈へ向かいますが、今ステージの山岳ポイントは3級と4級のみ2カ所。
山岳ポイントは前半のうちに通過するため、スプリント勝負になる可能性が高いでしょう。

引用元:大会公式サイト内第11ステージコース紹介ページ

3級山岳のトナック(Tonnac、残り135km)は、平均勾配4.9%、残り90km地点のカステルノ・ド・モンミラル(Castelnau-de-Montmiral、4級)は平均勾配3.8%。
カステルノ・ド・モンミラルを通過すると、中間スプリントポイントのガヤック(Gaillac、残り80km)です。

引用元:大会公式サイト内第11ステージコース紹介ページ

ガヤックの2km前までは下りですが、ガヤックのポイント自体はフラット。
ガヤックを通過したあとは、フィニッシュ地点のスプリントへの体制を整える時間となりそうです。

引用元:大会公式サイト内第11ステージコース紹介ページ

ラスト4km地点を頂点に、ラスト3kmを切るまで下りますが、フラムルージュ通過後はほぼフラット。

以前トゥールーズでフィニッシュを迎えた2008年ツール第8ステージは、当時Team Columbia所属のマーク・カヴェンディッシュ(GBR/Dimension Data)がスプリント勝負を制しました。
ツールのステージ通算30勝の2勝目です。

今日のマイヨ・ジョーヌ:Capitole de Toulouse

引用元:大会公式サイト

第11ステージのポディウムで授与され、明日の第12ステージで着用するマイヨ・ジョーヌです。

このマイヨ・ジョーヌに描かれているのは、トゥールーズ市庁舎(Capitole de Toulouse)。
トゥールーズは今大会の第11ステージのフィニッシュ地点かつ、明日の第12ステージのスタート地点です。
フランス最大の広場のひとつとして数えられています。

J SPORTSの中継は20:55から!

きょうの第11ステージは、20:55からJSPORTSで中継!
第106回ツールもいよいよ中盤戦に突入します。

お見逃しなく!

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