日本で25年間実家暮らしのわたしが
ブリスベンで部屋を探した結果【前編】
こんにちは、オーストラリア・ブリスベン在住のスポーツライターAkane(@akane_ikeno)です。
4月7日にブリスベンに到着してから1週間、ほぼ仕事もせず家探しをしていました。
やっとブリスベンでの家が決まりました😭🇦🇺
これでようやく腰を落ち着けて仕事できるし、書きためてるブログも書けるし、何より日曜のツール・ド・ブリスベン遊びに行ける…!
ミニマムステイが6ヶ月なので、ブリスベンにいる間は次の家に住みます😊
— Akane Ikeno @🇦🇺Brisbane (@akane_ikeno) April 12, 2019
そして、15日からブリスベンの住まいでの生活をスタート!
今回は、海外はもちろん日本でも家を探したことがなかったわたしの、ワーホリ家探しの体験談をシェアします。
日本での下調べから書くので、移住前の方にも参考になること間違いなし!
今回は日本での準備段階のみを紹介する前編で、インスペクションから入居までを紹介する後編は明日21:00に更新予定です。
ブリスベン以外の地域の家探しでも共通していることばかりなので、ブリスベン以外の都市はもちろん、オーストラリア以外の国に行く方もぜひ読んでください!
日本:情報収集と軽いコンタクト
わたしが家探しの準備を始めたのは、ワーホリ先をブリスベンに決めた1月下旬。
1月下旬から渡豪の4月上旬までに行ったことを、時系列に合わせてご紹介します。
- 1月:ブリスベンの各地域の口コミ収集→リスト化、滞在先に求める条件を整理する
- 2月:ブリスベンの各地域の口コミ収集→リスト化、家探しサイトに登録してイメージを膨らませる
- 3月:気になった物件のオーナーにコンタクトを取る
- 4月:気になった物件のオーナーにコンタクトを取る
1月:ブリスベンの各地域の口コミ収集→リスト化
まだ渡豪まで2ヵ月以上残っていた1月下旬。
さすがにこの時点で気になる家があっても、渡豪したときには居住者が決まっている可能性大なのでコンタクトは取れません。
そこで、最初は移住先のリサーチをすることに。
「ブリスベン 治安」とかでググれば、古い情報も含めて治安情報が出てきます。
治安がいい地域や悪い地域の口コミを探し、次のようなExcelにまとめました。
「治安がいいという口コミがあれば治安がいい方に★」というふうに見ます。
治安が悪い地域や、英語サイトの口コミも同様で、「日本人のいい評判」「日本人の悪い評判」「海外のいい評判」「海外の悪い評判」の4種類で評価。
この例だと、West Endは「日本人からの評価はいいものの、海外の口コミでの評判はかなり悪い」という評価になります。
結果的にわたしはWest Endは新居の候補地から外しました。
これは治安に対する評価で、その土地を判断する一側面にすぎません。
CBD(中心地)へのアクセスなど、総合的に判断する必要があります。
メモ欄には土地の特徴や犯罪率などを書きました。
英語サイトも可能な限り見ておきましょう。
「日本人と海外の人の治安に対する考えに差があるから見なくてもいい」というのも一理ありますが、そこで生まれ育った人の口コミが投稿されていることもあります。
わたしがブリスベンで探したときは「ここ10年で犯罪率がぐっと増えた」という、長く住んでいる人だからこそわかる口コミを見つけることができました。
オーストラリアが英語圏なので「英語サイト」としていますが、英語圏以外の場合は英語サイトと併せて現地の公用語でも調べるのがおすすめです!
ちなみにExcelの背景色は、公共交通機関のゾーンに対応しています。
Excelに貼ることで、行と列を利用して地域名と位置、公共交通機関のゾーンを一目で把握できるようにしています。
(オフィシャル情報に合わせて色を付けていますが、所々ずれがあるかも)
1月:滞在先に求める条件を整理する
あと1月中にできることといえば、条件を整理することです。
希望条件を「絶対に譲れない条件」「あればその物件を優先したい条件」「あったら嬉しい条件」の3段階に分けるのがポイントです。
わたしはこのように考えていました(条件は1月時点のものです)。
- 絶対に譲れない条件:該当しない物件は、他の条件がどんなによくても除外
・週$200未満(光熱費・インターネット代込)
・鍵付きオウンルーム(一人部屋)
・家具付き(furnished)
・調理器具やお皿完備
・自転車を置く場所がある
・最寄りのバス・電車駅、スーパーマーケットが徒歩10分以内
・屋内では完全禁煙(ベランダなどの屋外は可)
・公共交通機関のゾーン1またはゾーン2の内側 - あればその物件を優先したい条件:必ずしも必要ではないが、その条件を満たしている物件を優先
・部屋にテレビ(有料放送視聴可能)
・日本人がいない
・CBD(中心部)に近い(電車・バスで10分以内)
・4口コンロ(※3口は絶対条件)
・ジム・プール付き
・乾燥機 - あったら嬉しい条件:なくても問題ないが、あればラッキーな条件
・風呂・トイレ別

風呂・トイレ別は日本なら「絶対に譲れない条件」に入りますが、海外は一緒になっているところの方が多いので諦めました。
でも、実際に見て回ると意外と別になっている家も多かったですね。
トイレは複数あって、お風呂と一緒になっているのと別になっているのがある家もありました。
有料放送視聴可能は、主にEURO SPORTの視聴環境が欲しいからです。
特に自分の部屋にテレビがあれば優先順位が高くなりました。
実家に乾燥機がなく、ベランダで干していたので、乾燥機は必ずしも必要ではないという認識です。
ただ、悪天候のときでも乾燥機が必要になる可能性もあるので、乾燥機が使える家は優先。
あとはペットや子供がいても大丈夫か、同性のみでのシェアを希望するか(特に女性)などは気にする人は気にするところです。
わたしはペットがいても子供がいてもいいし、オウンルームの外なら男性がいても大丈夫だと思って指定しませんでした。
2月:家探しサイトに登録してイメージを膨らませる
1月からの治安情報の収集は継続しつつ、2月は家探しサイトでイメージを膨らませるようにしました。
実際にどんな物件が出ているかを見ることで、特に家探し自体が初めてのわたしにとっては具体的なイメージを持ついいきっかけに。
わたしが家探しに使ったのは、この4サイトです。
- Flatmates.com
- Gumtree
- 日豪プレス
- facebookの家探しグループ(2つ参加していました)
結果として、上記4つのサイトすべてを経由してインスペクション(内覧)に行きました。
とはいえ、ほぼFlamtates.comしか使用していませんが。
たまにGumtreeや日豪プレスを見て、よさそうな物件があったらお気に入りに登録して様子見をしたりしていました。
3月:気になった物件のオーナーにコンタクトを取る
わたしの入国日は4月7日でしたが、家探し期間として1週間分Airbnbを押さえていたので、実際の入居可能日は4月15日。
入居可能日まで1ヶ月を切ったころから、条件を満たしていていいなと思った部屋を出しているオーナーにコンタクトを取り始めました。
「4月7日に入国して15日から入居できるんだけど、着いたらインスペクション行っていい?」という内容を片っ端から。
ほとんど「いま言われても空室の保証はできないから、着いたらまた連絡してね~」という返信が来ます。
一見手ごたえがなさそうですが、とりあえずコンタクトを取るのは結構大事だと思います。
実際に渡豪してSIMが使えるようになってすぐに「まだ大丈夫?」とコンタクトを取りましたが、半分くらいはまだ空いているようでした。
(入居者が決まった場合は広告を消すので、そもそもコンタクトできない場合が多いです)
ダメならダメで仕方ないので、当たって砕ける精神で連絡をとってみましょう。
4月:気になった物件のオーナーにコンタクトを取る
3月同様、気になる物件の広告を出しているオーナーにコンタクトを取りました。
さすがに時期が迫っているので、「来週行っていい?」と聞くように。
わたしは具体的なインスペクションの日時を詰めるまでに至りませんでしたが、具体的な日時を詰めてもいいと思います。
ただ、SIMなどの諸手続きに予想外の時間がかかることも考えられるので、入国当日にインスペクションをする場合は余裕を持ったスケジュールで組みましょう。
今回は日本での準備編なので、ここまでです。
明日の日本時間21:00にこの続きを公開しますので、お楽しみに!
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