Akane Ikeno

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中央大学法学部の学生へ やる気応援奨学金のすゝめ

やる気応援奨学金のすゝめ

こんにちは、スポーツライターのAkane(@akane_ikeno)です。

今回は中央大学法学部の学生に向けて記事を書きます。

わたしが海外移住を目指すことになった原体験のドイツへの短期留学について、そのきっかけをくれた法学部のやる気応援奨学金について。
少しでもやりたいことや海外留学に興味があって迷っている在校生に向けて、伝えられることを伝えます。

※ 完全に大学非公式非公認の記事です。
記事の中でも何度か書いていますが、最新情報は必ず6号館2階のリソースセンターでご確認ください

※ 今回の記事で使用している写真は、すべて当時スマホで撮影したものです。
スマホは2013年冬春モデルなので画質があまりよくありませんが、ご了承ください。
また、まったく写真に興味がなかった当時のわたしが適当に撮影した写真なので、写真の撮り方もめちゃくちゃです…。

※ 今回の記事のサムネイル写真のエンブレムは、中央大学ブランドマークデザイン使用基準に沿って使用しています。

やる気応援奨学金とわたしについて

ドイツ滞在中には、ベルリンの壁も見に行きました!

やる気応援奨学金と、この記事を書いているわたしについて、まずは紹介します。

年度ごとに要項は変わるので詳細は中央大学のホームページを確認してほしいのですが、ホームページでのこの奨学金の定義は次の通りです。

やる気応援奨学金は、みなさん自身が自分の将来像について真剣に考え、さまざまなチャレンジを通してその夢を実現させるための能力や自信をつけてほしい、という願いから生まれた奨学金です。

自分でテーマを定め、情報を集めて活動の計画をたてる。
それに基づいて詳細な計画書を作成し、プレゼンテーションを行う。
実際にその計画を実行する。
活動終了後には報告書の作成と報告会で成果を発表する。

…こうした一連のプロセスを経験することで、「プロジェクトを実行する」ために必要な能力を身につけるトレーニングができるのです。

かなり雑な言い方をすれば、やりたいことに対して学部が金銭的支援をしてくれる奨学金制度です。

わたしも奨学生のひとりです

帰国まで和食を我慢する人も多いなか、わたしは海外の和食に興味があったので食べました。

この奨学金についての記事を書いているくらいですから、わたしもやる気応援奨学生のひとりです。

具体的には2015年度前期海外語学研修部門ドイツ語分野で300,000円をいただき、その年の夏休みにドイツ・ケルンに約1ヶ月ほど語学留学に行きました。
6号館のリソースセンターにも、わたしの名前が掲載された資料が残っているはずです。

わたしが海外語学研修部門の奨学生ということもあり、海外語学研修部門のことを念頭に記事を書いています
そのため特に国内活動を目的とした一般部門や法曹・公務員・研究者部門を考えている方の参考にならない情報もありますが、ご了承ください。

やる気応援奨学金は人生へのインパクトが大きいのにスルーされがち

ベルリンのKonzerthaus。

わたしが今回この記事を書いた大きな理由です。

1年生の4月のガイダンスを受けるだけの日が続くころ、法学部に入学した学生は全員この奨学金についてのガイダンスも受けているはずです。
ガイダンスでの説明を聞いて奨学金に対して魅力を感じる人は多くても、実際に応募する人はごくわずか。
わたしの周りにも奨学金への応募を検討した友人が2人いましたが、どちらも応募までは至りませんでした。

奨学生の立場からしても、「奨学金に対して魅力を感じる人は多くても実際に応募する人はごくわずかという現状はもったいないと感じています。
(「実際に応募する人はごくわずか」はあくまでドイツ語分野の話で、英語分野の倍率は高いと思われます)

この奨学金に少しでも魅力を感じた人のうち、できるだけ多くの人が実際に応募するための後押しをしたいと思ったのが、この記事を書く理由です。

森鴎外の『舞姫』にも登場する「ウンテル、デン、リンデン」(Unter den Linden)

なぜ応募しないのがもったいないのかというと、この奨学金での留学生活で人生が大きく変わったと感じるから。
このドイツ留学が人生初海外だったわたしにとって、「暮らす場所=東京」だったのが「暮らす場所=地球」まで広がった経験でした。

わたしと同時期に海外語学研修部門で奨学金を得た友人は、この留学をきっかけに現地院に進学したと聞いています。
(友人の進学について、私費か長期海外研修部門の利用かはわかりません)

このブログを書いている時点でこそ東京に住んでいますが、4月からオーストラリア・ブリスベンに移住します。
「日本以外の国で生活をする」という選択肢をわたしに与えてくれたのが、このやる気応援奨学金でした。

やる気応援奨学金はお得に留学できるチャンス

Schnitzel。本当にドイツはポテトの量がえぐい(※写真で見るより実物は大きい)

言い方には若干の語弊がありますが、やる気応援奨学金は応募するメリットが大きい奨学金制度です。

理由は次の4つ。

  • 給付奨学金であること
  • 親の経済状況が条件にない
  • GPAの条件がない
  • 一般的な奨学金に比べて倍率が高くない(英語部門以外)

特に注目したいのは、上の2つ。

まず給付奨学金というのは非常に大きなメリットです。
海外語学研修部門は給付金300,000円ですが、自分で働いて留学費用を稼ぐとなるとかなり大変ですよね。

たとえば毎月のアルバイト代が80,000円だとします。
友達付き合いやサークル、洋服代などに30,000円を使って留学費用として50,000円貯金するとしても、300,000円貯金するのに半年待たなくてはいけません。
もし半年働いて貯めないと集められない額を大学からもらえるとしたら、使わない手はないと思いませんか…?

Berlin – Deutsches Historisches Museumの”EINHEIT”。

スルーされがちですが、さらに重要なのは2つ目の「親の経済状況が条件にない」ということ。

一般的に奨学金は「経済的理由で進学できない人に対して教育機会を保障すること」を目的にしています。
親の経済状況を子供の努力で変えることはできず、条件に親の収入があると諦めざるを得ない人も少なくありません。
そのため、「両親の合計年収が●万円以下」といった条件に縛られず応募できるのは重要なポイントです。

ほかにもGPAを問われることはないし、法学部の中の奨学金なので一般的な奨学金に比べれば倍率も高くありません。
もちろん、留学で学ぶ外国語のGPAはしっかり見られます。

やる気応援奨学金に関する実際の流れ

ベルリンのAmpelmann Shop。

やる気応援奨学金に関係する一連の行動を、順を追ってご紹介します。
応募を決意するところから帰国後の報告会までを網羅していますが、4年前の記憶なので現行の制度と異なる場合がありますがご了承ください。

  • (2年生)春休み:やる気応援奨学金での留学を考え始める
  • (3年生)4月:GW前にはリソースセンターに通い始める
  • 5月:留学地域や語学学校の選定、研究テーマの決定
  • 6月:出願
  • 7月:面接&奨学者ガイダンス
  • 8月:留学
  • 9月:留学/報告書作成
  • 10月:報告会

後期募集のスケジュールはわかりませんが、年内に面接は終わり、発表が歳を跨ぐかどうか…というところかと。
わたしの前期のスケジュールをそのまま後期に当てはめると、発表は1月の2週目ごろです。
これは完全に憶測で書いているので、正確な情報はリソースセンターでご確認ください

(2年生)春休み:やる気応援奨学金での留学を考え始める

シュトゥットガルトのポルシェミュージアム。明るくて近未来を感じます。

やる気応援奨学金への応募を真剣に考え始めたのは、2年生の終わりです。

1、2年生でインテンシブコースのドイツ語を履修してドイツが大好きになったわたしにとって、ドイツ留学は夢のひとつでした。
留学に必要な金額を調べると「1ヶ月で30万円~」と、決して簡単に集められる金額ではありません。
でも1年後に就活を控え、「行くなら3年の夏休みしかない」と思ったときに思い出したのが、やる気応援奨学金。

春休みはリソースセンターが開いていないので、大学ホームページのやる気応援奨学金Libraryを読み漁っていました。

同じくシュトゥットガルトのメルセデスベンツミュージアムは、暗くて高級感がありました。

やる気応援奨学金関係のことを振り返って唯一後悔しているのは応募時期が遅すぎたこと

わたしが応募したのは3年の前期だったので、夏休みの長期インターンなどの就活準備は一切していませんでした。
(ただでさえ就活に対しては意識が低かったのもあるし、この時点では公務員志望だったことも理由かもしれません)
帰国して秋学期が始まると、さすがに周囲も就職だったり公務員試験だったり司法試験に忙しくなります。
一般的なレールに乗った人生を考えていた当時のわたしは、帰国後に長期留学に行こうなんてまったく考えませんでした。

「もし1年生の後期や2年生のうちに応募していたら、休学して長期留学することも考えたのではないか?」
今でもそう考えることがあります。

(3年生)4月:リソースセンターに通い始める

ケルン・ボン空港。ベルリンに行くときに使いました。

春休みが明けて3年生になったわたしは、必修ではなくなったドイツ語を3年でも3単位履修。

インテンシブコースでは、ネイティブの先生と日本人の先生2人からドイツ語を習っていました。
3年生のドイツ語も迷わずその2人の講義を履修。

やる気応援奨学金についての相談を持ちかけたのは、日本人の先生でした。
ネイティブの先生のドイツ語には相談しづらかったので。
というのも、インテンシブコース時代の友人と履修していて、昼休みや午後最初の講義も一緒に受講していたので、彼女たちを待たせたりするのは申し訳ないと感じていました。

駐車場でフリーマーケット。

この先生がとてもいい方で、かなり親身になって相談に乗っていただきました。
毎週月曜日の昼休みにドイツ語担当の先生が6号館2階のリソースセンターにいることを教わり、翌週からほぼ毎週リソースセンターに通うことに。
(※今現在は担当曜日が変わっている可能性があるので、リソースセンターに確認してください)

リソースセンターのドイツ語担当の先生には、事前に相談した先生からわたしの話が行っていたので、比較的スムーズに話が進みました。
細かい話は覚えていませんが、最終的にやる気応援奨学金の応募を決めたのはこの先生との話の中でだったと記憶しています。

この先生もとてもいい方で、神保町のドイツ料理屋さんに食事に連れて行っていただいたりと、校外でもよくしていただきました。

5月:留学地域や語学学校の選定、研究テーマの決定

よく見るとDeceuninck – Quick-StepのスポンサーでもあるLiDLが。

リソースセンターに行き、過去にドイツに行った奨学生の報告書を読み漁りつつ、自分の研究テーマと留学地域、語学学校を決めました。

要項や願書を見たことがある方ならわかると思いますが、6月の出願時点で航空券と語学学校、留学期間中の滞在先と現地での受け入れ先機関が決まっている必要があります。
4月に応募の決意を固めたわたしは、それらの決定に5月の多くの時間を割きました。

決める順番は、研究テーマ受け入れ先機関滞在先語学学校 or 航空券といったところでしょうか。

研究テーマが決まらないと受け入れ先機関が決まりません。
テーマが決まったら受け入れ先になりうる機関を探し、問い合わせ先にメールを送ります。

こんにちは、日本の大学生の●●(氏名)と申します。
●●(テーマ)について研究していて、8月に●●(機関)を訪れる予定です。
その際にお話を聞かせていただくことは可能でしょうか。

ファーストコンタクトのメールは、これをドイツ語訳したような内容を送った気がします。
(全学メールを使っていたので、原文が手元にありません…)
Google翻訳でチェックしたり、リソースセンターの先生に添削してもらったりしましょう。
もし英語に自信があれば、念のため下に同じ文章の英訳を載せておくのもありだと思います。

まだ受け入れ許可も下りていない状態なので、いつ現地に行くかは「8月」とか「この夏」とかざっくりでOKです。

シュトゥットガルトのアウトバーン。次に行くときは運転してみたいです。

受け入れ許可が下りたら、滞在先はその近くの都市でほぼ決まりです。
滞在先は受け入れ先機関と同じ地域である必要はありませんが、わざわざベルリンに滞在してミュンヘンの機関に受け入れてもらうのは奨学金の無駄ですよね。
それならよほどのことがない限りミュンヘンに滞在したほうが経済的にもいいし、浮いた交通費で他の経験ができます。

わたしは受け入れ先機関がケルン中央駅の一駅隣だったので、そのままケルンに滞在することにしました。

語学学校と航空券はエージェントを使わず自力で手配

語学学校への通学路。左側の横断歩道を渡ります。

都市が決まったら残すは語学学校と航空券ですが、この奨学金に応募するには語学学校や航空券の手配は自力で行う必要があります
簡単にいうと「エージェントを使うな」ということ。

航空券は受け入れ先機関が決まったらできるだけ早く買ったほうがいいと思います。
特に前期の人は夏休み期間に出国することになるので、奨学金に対する航空券代の割合が高くなりがち。
春休みも卒業旅行がありますが、とはいえ冬のヨーロッパは寒いので、夏に比べると安く航空券を買えるはずです。

わたしはベトナム航空の羽田・フランクフルト便(ハノイ経由)を80,000円程で購入しました。
他学部で同時期にドイツに留学した友人は、ほぼ同じ値段ながら直行便だったそうです。

わたしが約80,000円で航空券を手配したように、航空券代は奨学金の3割近くを占めるため安く抑えられるなら安く抑えるべき。
いい航空券を安く抑えるためにも、受け入れ先機関を早めに決めましょう。

語学学校の教室。これは最終日の2クラス合同授業でのみ使った教室です。

法学部の試験は8月まで食い込むこともあるため、渡航期間は試験日程最終日よりも後に設定したほうがいいと思います。
夏休みが9月20日ごろに終わるので、遅くてもお盆直後には出国するように。
スケジュールは出願時にチェックされるため、「秋学期1週目はオリエンテーションばかりだから、遅めに行こう」というサボりありきのスケジュールは認められません。

特に前期募集の人は、ゼミ合宿の日程もチェックしましょう。
ゼミによって合宿は全員参加を義務付けていることもあるので、合宿があるゼミの人は奨学金の準備と併せてゼミ合宿の予定も調節してください。
わたしは8月10日ごろに出国して、9月3日ごろに帰国するスケジュールでした。

やる気応援奨学金においては「語学学校≒ステイ先」

ステイ先は歩いて数分のところにライン川があるところでした。

やる気応援奨学金での留学において、語学学校と宿泊先の決定はほぼ同義です。
出願時点で滞在先を住所まで明確に決めている必要があるため、現地で部屋を見つけるという選択肢はありません。
寮や語学学校が斡旋するステイ先に滞在する人がほとんどです。

わたしは語学学校の斡旋先にステイしましたが、語学学校側の都合で出国2週間前くらいまでステイ先が決まりませんでした
出願にあたって必要な情報なので催促しましたが、返事をもらえなかったので出願書類にはその旨を明記して、メールのコピーを添付した記憶があります。

最初の部屋。日本に住み慣れている感覚からすると広いです。

わたしの場合、語学学校選びでは「日本人が少ないこと」と「授業料 + 宿泊費の安さ」が最優先事項。
日本人の割合については問い合わせることも可能でしたが、最終的には入学するまでわかりません。
そのため、ホームページが日本語対応している語学学校は候補から外しました。

あとは日本語対応していなくても、Goethe Institutのような日本人の口コミが多いところも候補から外しています。
結果として、わたしの在学中に他の日本人に会うことはありませんでした。

あとは授業料と宿泊費について。
わたしが実際に語学学校に通ったのは3週間で、授業料と宿泊費あわせて1,000 €以下
完全に一人暮らしするのではなく、いわゆるフラットシェア(ドイツではWG)を選びました。

ステイ先の斡旋を語学学校に依頼するとき、いくつか質問に答えた記憶があります。
聞かれたのは「タバコは吸いますか」「ペットがいる家庭は大丈夫ですか」といった基本的なことでした。

6月:出願

フンボルト大学にて。左から3人目のからだに書いてあるのは、”Are you one of us?”

必要書類を揃え、出願期間中にリソースセンターで忘れずに出願しましょう。
受付の人に書類を渡せばOKです。

忘れてはいけないのが、現地で使う語学の語学力証明書類。
英語分野では「TOEIC、TOEFLなどのスコアシートの写し」と基準が明記されていませんが、独仏中の3分野については要項に基準が明記されています。

  • ドイツ語:ドイツ語検定試験4級以上の合格証明書 or ゲーテ・インスティテュートなどの講習受講証明書(いずれも写し)
  • フランス語:実用フランス語検定試験の合格証 or DELF I(A1~A4のどのステップでも可)の得点を証明する文書
  • 中国語:HSK(漢語水平考試)、中国語検定試験中国語コミュニケーション能力検定いずれか1つの得点 or 取得級別を証明する書類

ちなみにドイツ語の場合、出願に合わせて受験予定の人は受験票で代替可能です。
フランス語分野の場合は語学力証明は「可能ならば」なので、なくてもいいかもしれません(あるに越したことはありません)。

中国語分野の場合、「応募期間にもっとも近い時期に実施された試験の結果を証明する書類」というのが前提条件です。
やむを得ない場合は、研修に必要な語学力を有することを証明できる文書でも代替可能(恐らくそれより古い試験の結果を証明する書類でOK)。

わたしは1年生の時点で独検4級以上をクリアしていたので、特に出願に合わせた語学力証明の準備はしませんでした。

パスポートも出願までに用意しましょう

記憶が曖昧なので確実ではないのですが、恐らく出願書類としてパスポートの写しが必要です
わたしは初海外だったのでこれを機にパスポートを作成していますが、パスポートの期限が6月上旬であることからも、出願に合わせてパスポートを申請したものと思われます。

出願期間は約2週間で、申請から受け取りまでは概ね1週間から10日ほどかかると言われています。
中大生には朗報で、ルミネ立川パスポートセンターがあるんです。
空きコマを利用するなどして早めに申請しましょう!
(※都内だと他は新宿、池袋、有楽町と23区に行かなくてはいけません)

ルミネ立川 パスポートセンター 営業時間
【申請受付】
月~水 09:00~19:00
木・金 09:00~17:00
定休日 土日祝

【交付受付】
月~水 09:00~19:00
木金日 09:00~17:00
定休日 土・祝

ちなみにこのパスポートカバは10年パスポート用で、葛飾北斎の代表作『富嶽三十六景』の『凱風快晴』をモチーフに作られたもの。
テレビで紹介されたときに一目惚れして購入しましたが、周囲からも好評です。

5年パスポートの青富士バージョンは同じく『富嶽三十六景』の『神奈川沖浪裏』がモチーフです。
こちらもかっこいい!というか青富士バージョンの方が個人的には好みかも…。笑

7月:面接 & 奨学者ガイダンス

ケルン最終日にあてもなく電車に乗って着いた街。

書類審査に通ると、いよいよ面接です。
英語分野は、この時点でかなり篩にかけられた状態になるかと思います。

わたしが面接を受けた2015年時点の話をすると、面接官2人学生はわたし1人でした。
面接官はやる気応援奨学金の責任者的なポジションの先生と、ドイツ語の先生各1人(初めて見る先生)。

要項には「ドイツ語による質疑応答も含まれる」とありましたが、わたしのときは100%日本語面接でした。
応募が2人だったこともあり、「合格者を決める面接」というよりは「応募者に問題がないかを一応見る面接」という印象です。

Französische Straße。ベルリンなのになぜFranzösischeなのか気になります。

書類審査・面接ともに合否は全学メールで届きます
わたしのときは7月11日の夕方に合格通知のメールが届きました。
受かれば晴れて奨学金を受給できます(前期の場合は8月5日ごろに振り込まれました)。

海外で活動する人に対しては、試験が始まる前に5限か6限の時間を使ってガイダンスが行われるので参加しましょう。
海外に行く人は強制加入になる「海外旅行保険・留学生トータルサポートプログラム」についての説明が主です。
わたしはドイツ滞在中にこの海外旅行保険留学生トータルサポートプログラムにお世話になった身なので、さぼらずに参加することを強く勧めます。

8月:留学

フランクフルト空港。初海外だったのでドイツ語ばかりの世界に感動した記憶があります。

春学期の試験が終わり、いよいよ渡独。
わたしは土曜の昼間に出国して日曜の早朝にドイツ到着、翌日から語学学校というスケジュールでした。

ドイツ滞在が約4週間だったのに対して、語学学校に通ったのは3週間。
これは研究テーマの兼ね合いでベルリンに2泊3日で行くことにしていたから。
フランクフルト空港を利用していたので、最後はもう一度ケルンに戻りました。

語学学校はお昼で終わるので、午後はケルンの街をぶらぶらしたり。
土日はブンデスリーガ観戦やベルギー旅行、国内だとシュトゥットガルトにも行きました!

15/16 第2節 1. FC Köln – VfL Wolfsburg戦。1-1のドローでした。

現地生活の話はさておき、大事なのは日記をつけること。
あとで報告書を書くときに役立つし、思い出を振り返るにも役立ちます。

今このブログを書くためにわたしも読み返しましたが、「そういや某陸上選手の取材のテープ起こし、ケルンでやった~!」と思い出してしみじみ。
世界陸上北京大会の開催期間中だったので、「せっかく北京だから時差が少なかったのに、自分から時差を作りに行った…」と落ち込んだのも思い出したり。

日記の内容は授業内容や友達・ホストとの会話やトラブルといった、報告書に書けるものはもちろん、書けないものも書きました。
「乗り間違えた電車で隣に座った、シンガポールから単身赴任しているおじさんと仲良くなった」とか、「湯船に入りた過ぎて某お笑い芸人と温泉に行く夢を見た」とか。
本当にどうでもいいエピソードも3、4年経つと懐かしく感じます。

受け入れ先機関でのインタビュー終了後の、自分へのご褒美 兼 夕食。

現地での研究についてですが、友人は事前に質問を先方に送って、回答のテキストをもらっていました。
わたしのテーマの受け入れ先機関ではテキストの準備は断られましたが、ボイスレコーダーで録音しながらインタビュー。
予備でスマホとiPodの録音アプリも起動していました。

9月:留学/報告書作成

「教科書で見ていたもの」を実際に現地で見ると、ゴミ箱ですら感動します。

留学については8月で説明したので、9月は報告書作成について。

恐らく奨学金の受給が決まったあとにもらう書類のなかに、フォーマットや締切が書いてあるプリントがあると思います。
その期間までに必ず報告書を提出しましょう。
フォーマットはリソースセンターにある過去の先輩たちの書き方を参考にすれば間違いありませんが、最低限のポイントを押さえていれば自由だったはず。

この報告書を書くときに役立つのが、8月で紹介した日記です。
研究テーマの調査以外にも日常生活について報告書では触れるため、トラブルも含めて日記にしておくと書くことに困りません。

どうでもいい思い出ばかりを書くと逆に報告書を書くときに痛い目を見るので、授業内容や研究についてはしっかり書きましょう。
クラスメイトの名前を書き留めておくと、SNSで繋がり忘れた友達の名前も思い出せます。

10月:報告会

語学学校の最寄りのスーパーでお買い物。現地のカップヌードルを買いました

時期はその時々で変わると思いますが、10月ごろにリソースセンターで報告会を行いました。
(後期の人たちは4月中旬からGW明けあたりだったと思います)
次の出願を検討している人が聞きに来るので、簡単に報告したあとは質問会になります。

研究テーマや行きたい地域が近ければ連絡先を交換して相談に乗ることもあるかもしれません。

報告会が終わればやる気応援奨学金に関係する一連の作業は終了。

あと忘れがちなんですが、やる気応援奨学金の奨学生は卒業時の進路報告が必須です。
わたしは面倒なので報告したくなかったんですが、どこかの注釈に小さく書いてあるのを見つけ、急いで報告をしました。笑

“やる気”の明確な判断基準はわかっていない

1974年のサッカーW杯で西ドイツが優勝したときの優勝パレードで、選手が乗ったバス。

短期を含む留学経験をする人がそれなりに多くなった今、留学経験は就活の面接ネタにもなります。

やる気応援奨学金での留学は「奨学金留学」というフックがあるため、普通の留学よりは面接官の食いつきがよかったり。
(奨学金がもらえる=学業成績優秀のイメージで「優秀なんですね」と何度か言われました)

わたしも就活生だったころ、やる気応援奨学金の話をしていました。
たまに「”やる気”って誰がどう判断するの?」と面接官に聞かれたんですが、“やる気”の明確な判断基準を知ることはできません
なので「明確な基準はわからないんですよね~」と笑ってはぐらかすしかありませんでした…。

しいて言えばドイツ語への熱意は判断基準になる

1. FC Kölnのホーム・Rheinenergiestadion。真四角な感じがすごく好きです。

とはいえ、基準になりうるものはあります。

やる気応援奨学金に対する”やる気”として考えられるのは、次の2つ。

  • 研究テーマに対する”やる気”
  • ドイツ語に対する”やる気”

研究テーマは一人ひとり違うし、そのテーマに対する”やる気”を講師陣が推し測るのは簡単ではありません。
それに対して、ドイツ語に対する”やる気”は可視化されやすい形で比べることができます。

独検やゲーテ・インスティテュートのような検定資格もそうですが、何より普段のドイツ語の講義への授業態度だったり成績が”やる気”として判断材料になるんです。

VfB Stuttgartのホーム・Mercedes Benz Arena。中には入っていません。

やる気応援奨学金の書類審査には、法学部のドイツ語講師たちが参加します(すべての講師が参加するかはわかりません)。
恐らく応募があった生徒の講義を持ったことがある講師は参加することになっていて、「全然授業に来ない」とか「真面目にやっている」とか、そういった話が出ているはず。
わたしがドイツ語を教わっていた先生2人は書類審査に参加していて、わたしはドイツ語だけは真面目にやっていたので、奨学金への後押しをしてもらえました。

ドイツ語インテンシブを2年間履修して(成績もたぶんいい方だった)、3年生でも外書講読と上級ドイツ語を履修して、独検も1年次に取得していたので、自分でも意欲は伝わっていたと思います。
もう一人同期で応募した友人はインテンシブではなく3年次もドイツ語を履修していなかったので、願書提出時に”やる気”のアピールに苦労していた記憶が。
ヒルトップのGスクエアで行われているランゲージ・ラボ(文学部ドイツ語専攻の有志が主催する外国語自習イベント)に行くことで、「授業外でもドイツ語を積極的に学ぼうとしている」として実績を作っていた気がします。

在校生の相談に乗ります!

渡独して数日目に撮影したもの。当時の滞在先のホストが撮影してくれました。

この記事を読んでもしやる気応援奨学金に応募してみようかな?と思う方がいれば、相談に乗ります

最初の方に「この奨学金を利用したい人の後押しをしたいからこの記事を書く」と書きましたが、別の理由として「やる気応援奨学金に恩返しをしたい」というのもあるからです。

この奨学金は奨学金の趣旨に賛同された多くの中央大学卒業生・学部教職員の寄付金によって成立しています。
わたしもこの奨学金に人生を変えてもらった側として寄付したい気持ちは山々なのですが、まだわたしの経済状況的に寄付ができないのが現状。
(海外で暮らしていることもあり、多めにお金を貯めておきたいこともあります)

もちろん将来的にはきちんと寄付金という形で恩返しをしてきたいですが、今のわたしにできる恩返しを考えました。
その結果、せっかくブログで発信しているのだからこれを利用しない手はないと思い、相談という形をとることに。

Contact

上記コンタクトフォームからメールを送っていただければ、原則として確認から24時間以内に返信いたします。
仕事の都合もあるので24時間以上待たせしてしまう可能性もありますが、ご了承ください。

もしキャリアメールやよく使うフリーメールを使うのに抵抗があれば、全学メールからでも構いません。
学科と本名は不要なので、学年前期後期どちらで応募予定かだけは最低限書いてください

具体的な質問はもちろん、抽象的で大きな相談や「留学の話を聞きたい」とかでも構いません。
リソースセンターの講師に聞きづらいことや実際の経験の話など、聞きたいことがありましたらお気軽にメールしてくださいね!

それでは!

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