Akane Ikeno

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【Tour Down Under 2019】Stage6

【Tour Down Under 2019】Stage6

こんにちは、スポーツライターのAkane(@akane_ikeno)です。

1/15から1/20までの間、2019年のロードレース開幕戦となるツール・ダウン・アンダーTour Down Under)のコース紹介記事を、毎日日本時間08:00に更新しています。
前日のレースの簡単な振り返りも行うので、レースを見逃した人はもちろん、レースを見た人もおさらいとしてご覧ください。
大会公式Twitterアカウント(@tourdownunder)や公式アプリも要チェックです!

Santos Tour Down Under Tracker

Santos Tour Down Under Tracker

第5ステージを振り返り!

第5ステージを振り返りましょう!

【Tour Down Under 2019】Stage5

第5ステージ:レース展開

ミケル・ホノライ(DEN/Deceuninck – Quickstep)がDNS。
130人の選手で第5ステージはスタートしました。

アクチュアル・スタート直後に山岳ジャージのジェイソン・リー(AUS/UniSA-Australia)とディラン・サンダーランド(AUS/UniSA-Australia)2人が飛び出す展開。
彼らを追ったクレメン・シェヴリエ(FRA/AG2R La Mondiale)が合流してこの日の逃げ集団は3人に。
スタートから10kmで、Mitchelton-Scottが牽くメイン集団とのタイム差を約3分30秒に広げました。

この3分30秒を境にダウンヒルでメイン集団と逃げ集団のタイム差は徐々に縮まっていきます。
20km地点ではすでに30秒ほどになり、そのまま膠着状態が続くなかで2級山セリックス・ヒル(Sellicks Hill)へ。

KOMの2km手前でサンダーランドが逃げ集団からこぼれ落ち、逃げ集団は2人に。
メイン集団とのタイム差は20秒を切るまでに縮まったものの、KOMまでに掴まることはありませんでした。
山岳賞首位のリーが先頭通過し、山岳賞獲得に一歩前進。

KOM通過直後に2人はMitchlton-ScottとCCC Teamが前を行くメイン集団に飲み込まれ、集団は1つに。
このままKOMから3.3km先の中間スプリントポイント・マイゴンガ(Myponga)へ向かいます。

総合1、2位のパトリック・ベヴィン(NZL/CCC Team)とダリル・インピー(RSA/Mitchelton-SCOTT)によるボーナスタイムをかけたスプリントが繰り広げられましたが、インピーが先頭でマイゴンガを通過。
インピーはべヴィンに対して1秒縮めました。

2つ目の中間スプリントポイント・インマン・バレー(Inman Valley)まで10kmを切り、集団は縦長に。
インマン・バレーもインピーとベヴィンの戦いになり、べヴィンが先頭通過したためトータルで2人の間のタイム差はゼロへ戻りました。

インマン・バレーを通過したあと、第2ステージ敢闘賞のマチュー・ラダニュ(FRA/Groupama-FDJ)が飛び出して単独先頭に躍り出ます。
前半にも逃げていたサンダーランドがラダニュを追う形で再び逃げに乗り、合流して2人の逃げ集団を形成。
タイム差は徐々に広がり、残り57.2kmの補給地点を通過した時点で3分28秒。


スタートから100kmが過ぎ、メイン集団には動きがみられます。
海沿いの強い強風での分断を恐れ、BORA-hansgroheやTeam Jumbo-Vismaなどのスプリンターを抱えるチームが前に。

フィニッシュまで40kmを切ると、ラダニュとサンダーランドの逃げ集団とメイン集団のタイム差は40秒。
集団がひとつになったのは、残り35km地点手前です。

ひとつになった集団はTeam Jumbo-Vismaが牽き、残り31km地点でかなり縦長に。
一時は分断も起こりましたがカーブによって風向きが変わり、集団はまた大きくなります。


Team Skyが前に出たのは、残り22km。
方向転換によって風向きが変わって分断され、再び方向転換で集団が一つになります。
道路幅いっぱいに集団が広がり、何度か見られた横風分断に備えてまえスプリンター勢や総合勢は前方をキープ。

残り10kmを切ったところで落車が発生。
リーダージャージのべヴィンが落車し、右肘や背中を大きく擦って遅れることに。
Mitchelton-Scottが牽く集団はべヴィンを待つ選択をしましたが、Deceuninck – QuickstepやTeam Skyがペースを上げ始めます。

集団はDeceuninck – Quickstepが先頭で残り3kmへ。
べヴィンはなんとか集団最後尾に合流し、ヤコブ・マレツェコ(ITA/CCC Team)のアシストで前方へ向かいます。

フラムルージュを通過してすぐ、3回登場する直角カーブのうち2回目と3回目をミケル・モルコフ(DEN/Deceuninck – Quickstep)先頭で通過。
モルコフが離れてファビオ・サバティーニ(ITA/Deceuninck – Quickstep)が発射準備し、カレブ・ユアン(AUS/Lotto-Soudal)が右から上がってきます。

モロコフがエリア・ヴィヴィアーニ(ITA/Deceuninck – Quickstep)を発射したタイミングで一気にユアンが加速。
ペテル・サガン(SVK/BORA-hansgrohe)は役目を果たしたモルコフがそのまま目の前に下りてきたため、思うように出られません。

最後にヤスパー・フィリップセン(BEL/UAE Team Emirates)も伸びましたが、ユアンが先頭でゴールしました。

 

第5ステージ:ステージ順位

ユアンは残り1kmでの妨害行為によって降格となり、次点のフィリップセンがステージ優勝。
ユアンはタイム差なし最下位のステージ83位に降格し、30秒のペナルティが課せられています。

  1. ヤスパー・フィリップセン(BEL/UAE Team Emirates):03:37:00
  2. ペテル・サガン(SVK/BORA-hansgrohe):+ 00:00
  3. ダニー・ファンポッペル(NED/Team Jumbo-Visma):+ 00:00
  4. イェンス・デブシェール(BEL/Team Katusha Alpecin):+ 00:00
  5. エリア・ヴィヴィアーニ(ITA/Deceuninck – Quickstep):+ 00:00
  6. フィル・バウハウス(GER/Bahrain-Merida Pro Cycling Team):+ 00:00
  7. セース・ボル(NED/Team Sunweb):+ 00:00
  8. ライアン・ギボンズ(RSA/Team Dimension Data for Qhubeka):+ 00:00
  9. ワウト・プールス(NED/Team Sky):+ 00:00
  10. ダヴィデ・バッレリーニ(ITA/Astana Pro Team):+ 00:00

フィリップセンはアメリカのプロコンチネンタルチーム・Hagens Berman Axeonから移籍したばかり。
ユアンの失格による繰り上げではありますが、ワールドチーム初勝利です。

第5ステージ:総合順位

総合はべヴィンがキープ。
落車があったものの、タイムロスはありませんでした。

3位のルイスレオン・サンチェス(ESP/Astana Pro Team)以下はべヴィン、インピーに対してスプリントポイントのボーナスタイム5秒が開いています。

  1. パトリック・ベヴィン(NZL/CCC Team):17:00:25
  2. ダリル・インピー(RSA/Mitchelton-SCOTT):+ 00:07
  3. ルイスレオン・サンチェス(ESP/Astana Pro Team):+ 00:16
  4. ライアン・ギボンズ(RSA/Team Dimension Data for Qhubeka):+ 00:26
  5. ヤン・ポランツェ(SVN/UAE Team Emirates):+ 00:26
  6. ルーベン・ゲレイロ(POR/Team Katusha Alpecin):+ 00:26
  7. ジョージ・ベネット(NZL/Team Jumbo-Visma):+ 00:26
  8. クリストファー・ハミルトン(AUS/Team Sunweb):+ 00:26
  9. ワウト・プールス(NED/Team Sky):+ 00:26
  10. マイケル・ウッズ(CAN/EF Education First Pro Cycling):+ 00:26

第5ステージ:4賞ジャージ+1

べヴィンがリーダージャージ・ポイント賞ジャージともにキープ。

新人賞はギボンズが獲得しています。

総合首位:パトリック・ベヴィン(NZL/CCC Team)

ポイント賞:パトリック・ベヴィン(NZL/CCC Team)

山岳賞:ジェイソン・リー(AUS/UniSA-Australia)

新人賞:ライアン・ギボンズ(RSA/Team Dimension Data for Qhubeka)

チーム優勝:UAE Team Emirates

ステージ優勝:カレブ・ユアン(AUS/Lotto-Soudal)

敢闘賞:マチュー・ラダニュ(FRA/Groupama-FDJ)

ラダニュが2回目の敢闘賞を受賞しました。

第6ステージ概要

いよいよツール・ダウン・アンダーも最終日。
2019年最初のステージレースの総合優勝が決まります。

  • スタート:Main Road, McLaren Vale
  • フィニッシュ:Brookman Road, Willunga Hill
  • 総距離:151.5km
  • 中間スプリントポイント:Snapper Point(63.4km地点、103.4km地点)
  • 山岳:Willunga Hill(1級:129.1km地点、151.5km地点)
  • ステージ:山岳(山頂フィニッシュ)
  • 開始時刻:11:10(日本時間09:40)
  • 引用元:大会公式サイト内第6ステージコース紹介ページ

マクラーレン・ベール(McLaren Vale)を起点に時計回りに1周39.7kmのコースを3周、1周22.4kmのコースを反時計回りで1周+3.6km走るお馴染みのコースが2019年も登場。

前半の反時計回りのコースはフラット。
周回コースの23.7km地点のスナッパー・ポイント(Snapper Point)は、2周目と3周目に中間スプリントポイントとなっています。

このステージの最大の見どころは、大会最大の難所でもあるウィランガ・ヒル(Willunga Hill)。
例年の大会では第5ステージのフィニッシュ地点に設定され、事実上の総合優勝決定戦が繰り広げられていました。
今年は最終日にウィランガ・ヒルが移動し、ツール・ダウン・アンダーを象徴する場所で大会を終えます。

ウィランガ・ヒルは、場所によっては10%近く、平均7%ほどの勾配が3kmほど続く大会名物の山岳。
ラスト22.4km地点と山頂フィニッシュで登場し、毎年名勝負が繰り広げられます。

第6ステージ展望

いよいよ最終日となったツール・ダウン・アンダー。
「ウィランガ・ヒルを制する者がツール・ダウン・アンダーを制す」とまで言われるとおり、最後まで勝負の行方はわかりません。

というのも、4位タイのタイム差26秒はトップ10に収まらず総合18位まで15選手が続くんです。

  • ディエゴ・ウリッシ(ITA/UAE Team Emirates)
  • ドリス・デヴェナインス(BEL/Deceuninck – Quickstep)
  • ディラン・ファンバーレ(NED/Team Sky)
  • タデイ・ポガチャル(SVN/UAE Team Emirates)
  • ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(ITA/Bahrain-Merida Pro Cycling Team)
  • リッチー・ポート(AUS/Trek-Segafredo)
  • ジェイ・ヒンドレー(AUS/Team Sunweb)
  • ローハン・デニス(AUS/Bahrain-Merida Pro Cycling Team)

この中には2014年大会からウィランガ・ヒル5連覇のポートもいて、最終日の大逆転は十分に考えられます。

ちなみに新人賞対象の選手は、4位タイまでの18選手で5名。
上からギボンズ(4位)、ゲレイロ(6位)、ハミルトン(8位)、ポガチャル(14位)、ヒンドレー(17位)です。
この5選手の中でタイム差がつけば、一番速い選手が白ジャージを獲得する可能性がかなり高くなります。

そしてもう一つ注目したいポイントは、オージー選手のステージ優勝。

実は今大会でここまでに各ステージで優勝した選手はイタリア、ニュージーランド、スロバキア、南アフリカ、ベルギー。
まだ開催国・オーストラリアの選手の優勝がないんです。
オーストラリア選手のステージ優勝なしで終わった大会は、過去19年で一度もありません。

今年最初のワールドツアーレース、最後まで必見です!

最後に

きょうの第6ステージは、10:00からJSPORTSで中継!
明日のブログは08:00に更新します。

どちらもお見逃しなく!

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