英語が苦手な人も時短で作れる!
英語プロフィールの作成方法まとめ
こんにちは、スポーツライターのAkane(@akane_ikeno)です。
Twitterでも報告しましたが、10月からこのブログのプロフィールが日英2言語で見られるようになりました!
🆕ご報告🆕
今日からブログの下記3ヵ所が英語対応になりました!
✔️プロフィールページ
✔️お問い合わせページ
✔️サイドバーのプロフィール実はまだネイティブチェック入ってないので文法・単語選択ともにミスは多数あると思います😣
本日21:00に関連ブログも更新予定です。
— Akane Ikeno (@akane_ikeno) October 1, 2018
前々から作ろうと思っていて後手に回っていたとき、
海外の友人にブログを見せるタイミングが訪れた
海外在住の人のブログで「英語プロフィールのURLを送ったらお部屋探しが上手くいった」という情報もあったし、海外クライアントの仕事もほしいと思っていたので、前から英語のプロフィールを作ろうと思っていたものの、野放しになっていました。
その最大の理由は、4ページにわたる長編なので訳すのが面倒なのと、英訳に自信がないこと。
もちろん外注すればこの2つの問題はすべて解決しますが、どうせやるなら自分でやりたい(実績がほしい)。
完全に日本語とは別の内容の短い英語プロフィールを作るという解決策も考えましたが、
- 「日本語で4ページあるのに英語で1ページに収まるのって、それはそれでどうなんだろう?」
- 「”翻訳されない3ページ分の内容は日本語が分からない人には教えてくれないんだ”って思われそう(わたしが逆の立場なら思う)」
- 「性能がよくなっているとはいえ、アプリの日本語・外国語間の翻訳には課題も多く、正しく訳されない可能性が高い」
と思ったので、日本語をほぼそのまま英訳する形式でプロフィールを作ろうと考えていました。
そんなあるとき、海外の友人にブログをやっていることをぽろっと話したところ「URLを送って!」と言われたのでURLを送りました。
この友人がたまたま日本語を勉強している人だったからよかったものの、仕事で出会う人など日本語には興味がない人には何が書いてあるかさっぱりわかりません。
実際に日本語がわからない人にブログを見せる機会が後押しし、渋っていた英語プロフィールを作成することに。
4つのツールがあれば翻訳ページは作れる!
用意するものはこの4つ。
- 翻訳したいブログの日本語ページ
- 英訳を載せるページ
- Google 翻訳
- 辞書(日英、英日、英英など好みに合わせて)
わたしの場合、1. と2. はWord Pressの固定ページに作っています。
英訳を載せるページには日本語ページの内容をテキストエディタごとコピーしておきましょう。
手順1. 日本語ページの内容を翻訳する
まずはGoogle翻訳で日本語を英訳していきます。
全文を貼り付けてしまうとページの動作がかなり重くなるので、3~4行ごと、多くても2パラグラフくらいまでにしましょう。
今回直してみるのは、1ページ目後半に登場するこの部分。
わたしが辛い思いをするのがA子たちの喜び
→ わたしが不登校になればA子たちは喜ぶ
→ A子たちを喜ばせてたまるか!!!!
Google翻訳によって、この3行はどう訳されるのでしょうか?
手順2. 翻訳した場所の確認
ここからは、手順1. で翻訳したところの微調整・修正作業に入ります。
まずは、正しく訳されているか確認しましょう。
正確に翻訳されていれば特に修正する必要もないのでスルーして構いませんが、正しく訳されていないところの方が多いんじゃないでしょうか。
特に日本語独特の言い回しは変な翻訳になっていることが多いです。
(「シカトする」が「Shikato」になっていたり、サイドバーのTwitterの「第6弾」が「The sixth bulletin」になっていたりしました)
こうした個所はさすがに自力で直す必要があります。
前置きが長くなりましたが、先に紹介した3行の訳文を確認しましょう。
手順1. で翻訳したものをそのまま載せると、こうなります。
The pleasure of A children to make me hurt
→ I will be pleased if I go to school refusing
→ A I’m glad to please the children !!!!
この翻訳文の問題点はこちらの6点です。
- 仮名の「A子」が”A children”に翻訳されていて、意味不明(1行目)
- 上記の問題と文法を少し直して”The pleasure of A makes me hurt”としても、「わたしが辛い思いをする」と「A子たちの喜び」の因果関係が逆(1行目)
- わたしが不登校になって喜ぶのはA子たちで、わたし自身は喜ばない(2行目)
- A子(A children)が分裂している(3行目)
- 上記の問題と文法を少し直して”I’m glad to please A!!!!”としても、「私は喜んで喜んでいる!!!!」と翻訳されて意味不明(3行目)
- しかも原文の「喜ぶ」主語はA子たちであって、わたしではない(3行目)
簡単に言うと、たった3行の英訳ですが1行も正確に訳せていません。
手順3. Google翻訳で逆翻訳していく
ここからは、具体的な翻訳文の修正・微調整作業の手順を紹介します。
① 原文を英訳(日英)
まずは原文(日本語)を英語に翻訳します。
② 逆翻訳(英日)
翻訳言語を切り替え、英日翻訳に。
もともと意味不明な英文がさらに意味不明になりました。
③ 上に原文を貼ってゴールを可視化し、軌道修正していく(英日)
最後にこの英訳の上に、最初に翻訳した原文を貼り付けます。
これで下準備は完了です。
あとは左下の英文を、右下の訳文が右上の原文と同じ意味になるように直していきます。
原文を上に貼るメリットは、正解がすぐに確認できること。
日本語独特の表現はどんなに翻訳をしてもまったく同じに訳されないので、意訳ができればOKです。
今回のように①で意味不明な英文ができる場合、最初から英日翻訳で文章を作り直すほうが早い場合もあります。
しかし、ちょっと時制や文法を直せばいいというときはコピペ文を修正したほうが時間短縮に。
本文の翻訳に必死になると、どうしても画像キャプションは見落としがちになるので、ページの訳が終わったら確認を忘れずに!
④ 完成した訳文を載せたいページの該当箇所にペースト
最後に、完成した訳文を英訳を載せたいページにペースト。
これで完成です。
日本語の原文で太字にしたりサイズを大きくしてある場所は英文でも同じように編集できるよう、隣に日本語文のページのタブを用意しておきましょう。
ちなみに最終的に出来上がった訳はこちら。
My distress makes them happy.
→ They became happy if I refused to go to school.
→ I can’t make them happy!!!!
1行目「わたしが辛い思いをするのがA子たちの喜び」は、Google翻訳(The pleasure of A children to make me hurt.)の「S make O C」構文を活かした形に。
2行目「わたしが不登校になればA子たちは喜ぶ」も1行目と同じ構文で書けますが、「不登校になれば」があったのでif文で変化をつけました。
3行目「A子たちを喜ばせてたまるか!!!!」の「~たまるか」という表現は日本語独特の表現だったので、ググって検索。
ここは原文も太字になっていたので、3行目は英文でも太字にしてあります。
ちなみに英語版ではA子などの仮名は出していないので、A子に該当する部分はすべてtheyです。
おまけ:コンタクトフォームの英語対応も忘れずに!
わたしはプロフィールページの一番最後にコンタクトフォームを設置しています。
入力項目程度ならブラウザの翻訳機能でどうにかなりそうですが、長い英語プロフィールの下にあるコンタクトフォームが日本語というのは嫌だったので、英語のコンタクトフォームを作りました。
わたしはWord Pressプラグイン「Contact Form 7」を使ってコンタクトフォームを作っているので、Contact Form 7を使っている人向けの作り方を最後にご紹介します。
(※ 日本語版コンタクトフォームが作成済みである前提で話を進めますので、ご了承ください)
Contact Form 7で作ってある日本語版コンタクトフォームを複製し、入力事項や送信完了メッセージなどを英訳する、これだけです。
エラーメッセージなどを定型文から変更していなければ、最初に訳された英文でそのまま行ける場合が多いので、作業は比較的簡単だと思います。
10分かからず英訳コンタクトフォームを作れる方も多いのではないでしょうか。
最後に
英語が苦手でもGoogle翻訳の原文を活かすことで、1行1行自分で翻訳するよりはるかに短時間で翻訳することができます。
英語力のベースがあるに越したことはありませんが、わからないところはググればわかるので心配不要です。
元の英語力があればあるほど所要時間は短くて済むし、調べものが多い人ほど時間はかかってしまいます。
今回の方法は、あくまで英語に苦手意識がある人が短時間で英訳ページを作るための方法として紹介しました。
わたしの場合プロフィールの4ページ分しか英訳しないのでこれで問題ありませんが、ブログ全体を翻訳する場合はプラグインを入れたりしたほうが効率的です。
また、周りにネイティブの友人がいる場合は公開前にチェックしてもらい、ネイティブチェックを入れたほうがいいでしょう。
わたしの英文ページはこれからネイティブチェックを入れようと思うので、このあと修正が多数入ると思います。苦笑
日本語は世界的に見ればマイナー言語で、スペイン語に対するポルトガル語のような、相関関係がある程度見える言語もありません。
そのためインターネットの海に乗っても、日本語情報を正確に届けることができる範囲は非常に狭く、限られています。
英語ページを作ることで可能性が広がるのであれば、プロフィールだけでも積極的に活用するべきです。
それでは!