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【Vuelta a España 2018】ETAPA14

【Vuelta a España 2018】ETAPA14

【Vuelta a España 2018】ETAPA14こんにちは、スポーツライターのAkane(@akane_ikeno)です。

8/25~9/16までの間、グランツールの一つブエルタ・ア・エスパーニャVuelta a España)のコース紹介記事を毎日更新しています。
前日のレースの簡単な振り返りも行うので、レースを見逃した人はもちろん、レースを見た人もおさらいとしてご覧ください。

大会公式Twitterアカウント(@lavuelta)や公式アプリも要チェックです!

La Vuelta 2017, presented by ŠKODA

La Vuelta 2017, presented by ŠKODA

第13ステージを振り返り!

山頂フィニッシュ3連戦初日の第13ステージを振り返りましょう!

【Vuelta a España 2018】ETAPA13

第13ステージ:レース展開

スタート直後からアタック合戦が繰り広げられ、集団は縦に伸びました。
きょうの逃げ集団は32人と今大会最多で、Astana、Groupama-FDJ、Mitchelton-SCOTT、EF Education First-Drapac、Lotto NL Jumboの5チーム以外は逃げ集団に選手を送り込んでいます。
なかには総合29位(14分50秒遅れ)のバウケ・モレマ(NED/TREK-Segafread)や総合39位(19分35秒遅れ)のイルヌール・ザカリン(RUS/KATUSHA ALPECIN)の姿も。
Lotto Soudalは8選手中5人を逃げ集団に送り込んでいます。

マイヨ・ロホを着るヘスス・エラダ(ESP)を擁するCOFIDISが牽くメイン集団とその前方の大集団のタイム差は1時間で約4分差に。
先頭集団は最初の1時間を44.8km/hの速さで通過しました。

両集団のタイム差はますます開き、最大で9分30秒以上に。
逃げ集団で総合最上位(7分04秒遅れの20位)のベンジャミン・キング(USA/Dimension Data)が暫定マイヨ・ロホです。

Movistarが牽くメイン集団とのタイム差は1級山岳・プエルト・デ・タルナ(Puerto de Tarna)への上りが始まると一気に縮まり始めます。
その途中、山頂へ残り5kmのところで逃げ集団からトッシュ・ヴァンデルサンデ(BEL/Lotto Soudal)が遅れました。
プエルト・デ・タルナの山頂ではは6分前後まで縮まっています。

残り50kmを切ると、逃げ集団も縦長になって分断が見え始めるようになりました。
ラスト45kmを過ぎてからジャイ・ヒンドリー(AUS/Team Sunweb)とガリコイツ・ブラボ(ESP/Euskadi)の2人が逃げ集団から脱落。

残り35kmの逃げ集団で落車が発生。
ローレンス・デプルス(BEL/Quick-Step)やキングが巻き込まれました。
彼らはメイン集団に復帰しましたが、イマノル・エルビティ(EPS/Movistar)が逃げ集団から降り、メイン集団に合流。

逃げ集団が残り20km地点を切ると、タイム差は4分30秒ほどに。
マルクス・ブルグハート(GER/BORA – hansgrohe)が牽く逃げ集団とのタイム差は4分前後。
ほぼ逃げ切りが確実になりました。

逃げ集団はフィニッシュの1級山岳・バレ・デ・サベーロ-ラ・カンペロナ(Valle de Sabero. Alto de la Camperona)へ。
キング、トーマス・デヘント(BEL/Lotto Soudal)、の順で残り8km地点の中間スプリントを通過。

ラスト5kmを切るとデヘントやモンターニャのルイスアンヘル・マテ(ESP/COFIDIS)、ジェイ・マッカーシー(AUS/BORA – hansgrohe)が脱落します。
残り3km手前でザカリンがアタック。
それと同時にずっと先頭集団を牽いていたブルグハートは仕事を終えました。

残り2kmでラファル・マイカ(POL/BORA – hansgrohe)が前に。
追うのはメルハウィ・クドゥス(ERI/Dimension Data)、ディラン・トゥーンス(BEL/BMC)、ザカリン。
メイン集団は3分うしろに迫り、総合上位勢が拮抗しています。
マイヨ・ロホのヘスス・エラダ(ESP/COFIDIS)はメイン集団から30秒遅れました。

フラム・ルージュはマイカとトゥーンスに追いついたオスカル・ロドリゲス(ESP/Euskadi)が単独先頭で通過。
そのままロドリゲスがプロ3年目にしてプロ初の勝利を飾りました。

その頃のメイン集団はサイモン・イェーツ(GBR/Mitchelton-SCOTT)と、ナイロ・キンタナ(COL/Movistar)、エンリク・マス(ESP/Quick-Step)に絞られました。
逃げからこぼれたイェツ・ボル(NEL/Burgos BH)や激坂でチームのエースで弟のヨン・イサギレ(ESP/Bahrain Merida)を待つゴルカ・イサギレ(ESP/Bahrain Merida)を抑え、キンタナがサイモンに秒差をつけてフィニッシュ。

第13ステージ:ステージ順位

23歳のロドリゲスがプロ初勝利をグランツールの大舞台で飾りました。

  1. オスカル・ロドリゲス(ESP/Euskadi) :4h 17′ 05
  2. ラファル・マイカ(POL/BORA – hansgrohe) :+ 00′ 19
  3. ディラン・トゥーンス(BEL/BMC):+ 00′ 30
  4. ビヨルフ・ランブレヒト(BEL/Lotto Soudal):+ 00′ 38
  5. ローレンス・デプルス(BEL/Quick-Step):+ 00′ 43
  6. メルハウィ・クドゥス(ERI/Dimension Data):+ 01′ 00
  7. イルヌール・ザカリン(RUS/KATUSHA ALPECIN):+ 01′ 12
  8. ピーター・セリー(BEL/Quick-Step):+ 01′ 21
  9. エドワルド・ラヴァージ(ITA/UAE-TeamEmirates):+ 01′ 25
  10. ベンジャミン・キング(USA/Dimension Data):+ 01′ 27

ロドリゲスは今ステージのトップ10唯一のプロコンチネンタルチームの選手に。
前回ラ・カンペロナが登場したときに5位だったセリーは今回もトップ10に入りました。

第13ステージ:総合順位

トップ10は顔ぶれは変わらないものの順位には変動がありました。
ヘスス・エラダとサイモン・イェーツのタイム差は3分22秒から1分40秒縮まる結果に。

  1. ヘスス・エラダ(ESP/COFIDIS):54h 50′ 19
  2. サイモン・イェーツ(GBR/Mitchelton-SCOTT):+ 01′ 42
  3. ナイロ・キンタナ(COL/Movistar):+ 01′ 50
  4. アレハンドロ・バルベルデ(ESP/Movistar):+ 01′ 54
  5. ミゲルアンヘル・ロペス(COL/Astana):+ 02′ 23
  6. リゴベルト・ウラン(COL/EF Education First – Drapac):+ 02′ 33
  7. ヨン・イサギレ(ESP/Bahrain Merida):+ 02′ 35
  8. トニー・ガロパン(FRA/AG2R):+ 02′ 40
  9. ステフェン・クライスヴァイク(NED/Lotto NL Jumbo):+ 02′ 44
  10. エマヌエル・ブッフマン(GER/BORA – hansgrohe):+ 02′ 47

キンタナ(4位)、ロペス(8位)、ウラン(9位)のコロンビア3選手が順位を上げています。

ホセ・ゴンサルヴェス(POR/KATUSHA ALPECIN)がDNFです。

第13ステージ:4賞ジャージ+4

各賞は第12ステージからキープ。

マイヨ・ロホ(総合首位):ヘスス・エラダ(ESP/COFIDIS)

マイヨ・ベルデ(ポイント賞):アレハンドロ・バルベルデ(ESP/Movistar)

マイヨ・デ・ルナレス (山岳賞):ルイスアンヘル・マテ(ESP/COFIDIS)

マイヨ・ブランコ(コンビナーダ):アレハンドロ・バルベルデ(ESP/Movistar)

チーム優勝:Lotto Soudal

ステージ優勝:オスカル・ロドリゲス(ESP/Euskadi)

敢闘賞:ゴルカ・イサギレ(ESP/Bahrain Merida)

新人賞:ミゲルアンヘル・ロペス(COL/Astana)※総合5位

敢闘賞はステージ2位のマイカと僅差でゴルカが選ばれました。

第14ステージ概要

上級山岳3連続の2日目は、111kmに5つの山岳が登場するタフなコースです。

  • スタート:システィエルナ
  • フィニッシュ:レス・プラエレス・ナバ
  • 総距離:171.0km
  • 中間スプリント地点:141km
  • 山岳:Principado de Asturias. Puerto de San Isidro(2級)、Alto de la Colladona(1級)、
    Alto de la Mozqueta(1級)、Alto de la Falla de los Lobos(3級)、Les Praeres. Nava(1級)
  • ステージ:上級山岳※頂上フィニッシュ
  • 開始時刻:12:55(日本時間19:55)
  • 引用元:大会公式サイト内第14ステージコース紹介ページ

システィエルナ(Cistierna)からレス・プラエレス・ナバ(Les Praeres. Nava)へ、北西に向かって集団は進みます。

5か所ある山岳のうち最初に登場するプリンシパド・デ・アストゥリアス-プエルト・デ・サン・イシドロ(Principado de Asturias. Puerto de San Isidro)の1,520mが、本日の最高標高地点です。
標高1,520mに到達したあとは23kmで1,080mを一気に下ります。

Alto de la Colladona(1級)

92.6km地点のアルト・デ・ラ・コリャドナ(Alto de la Colladona)は上り始めに最大勾配をマークするものの、平均勾配8.1%の坂が5.3kmにわたって続きます。
コリャドナを上ると、35km先の1級山岳に向けて再びダウンヒルに。

Alto de la Mozqueta(1級)

アルト・デ・ラ・モスケータ(Alto de la Mozqueta)は5つ中3つ目に登場する1級山岳。
こちらもコリャドナ同様平均勾配8.7%、最大勾配10%のきつい上りです。
平均勾配と最大勾配の差が小さいことからも、アルト・デ・ラ・モスケータを上る6.5kmは一貫して勾配がきついままだということがわかります。

モスケータを下りきった残り30km地点には中間スプリントポイントがあり、通過するとすぐにアルト・デ・ラ・ファリャ・デ・ロス・ロボス(Alto de la Falla de los Lobos)へ。
アルト・デ・ラ・ファリャ・デ・ロス・ロボスは3級山岳とはいえ平均勾配6.4%なので、箸休めにすることはできません。

ラスト4km地点までは下りますが、そこから先は山頂フィニッシュに向けてレス・プラエレス・ナバ(Les Praeres. Nava)への上りが始まります。

Les Praeres. Nava(1級)

平均勾配12.5%、最大勾配17%の誰の目に見ても明らかな激坂。
距離は4kmと短いですが、たった4kmで500mを上ります。

第14ステージ展望

このステージ最初の1級山岳・アルト・デ・ラ・コリャドナは、コースレイアウト自体は違えど2014年大会第16ステージに登場。
当時はマイヨ・ロホを着たアルベルト・コンタドール(ESP/当時Tinkoff–Saxo)が独走勝利を飾りました。

今回のコリャドナのコースは今大会のために作られたので、4年前のステージは参考にならないと言っていいでしょう。

今回の終盤のコースレイアウトについての事前情報がほぼないのは選手も同じのはず。
いつ道路整備が終わったのかはわかりませんが、各チームの試走状況や情報量の差といった事前準備が勝敗を大きく分けることになりそうです。

最後に

きょうの第14ステージは、19:40からJSPORTSで中継!
いつもより放送開始時間が早いので、ご注意ください。

明日のブログは18:44に更新します。

お見逃しなく!

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