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【Vuelta a España 2018】ETAPA11

【Vuelta a España 2018】ETAPA11

【Vuelta a España 2018】ETAPA11こんにちは、スポーツライターのAkane(@akane_ikeno)です。

8/25~9/16までの間、グランツールの一つブエルタ・ア・エスパーニャVuelta a España)のコース紹介記事を毎日更新しています。
前日のレースの簡単な振り返りも行うので、レースを見逃した人はもちろん、レースを見た人もおさらいとしてご覧ください。

大会公式Twitterアカウント(@lavuelta)や公式アプリも要チェックです!

La Vuelta 2017, presented by ŠKODA

La Vuelta 2017, presented by ŠKODA

第10ステージを振り返り!

今年のブエルタ4回目の集団スプリントとなった第10ステージを振り返りましょう!

【Vuelta a España 2018】ETAPA10

第10ステージ:レース展開

第10ステージは序盤からKatusha-Alpecinが積極的に動く展開からスタート。
ヘスス・エスケラ(ESP/Burgos BH)が単独で逃げ、15kmで2分近い差をつけます。

ミヒャエル・シュヴァルツマン(GER/BORA – hansgrohe)、トーマス・デヘント(BEL/Lotto Soudal)、ティアゴ・マシャド(POR/KATUSHA ALPECIN)、ヨハンネス・フロリンガー(GER/Team Sunweb)、マルケル・イリサル(ESP/TREK-Segafread)がエスケラを追おうとします。
彼らの試みはMovistarによって阻まれたものの、マシャドと今度はリッチー・ポート(AUS/BMC)がアタック。
ポートは集団に戻りましたが、30km地点手前でエスケラに合流しました。

50km地点ではエスケラとマシャドの逃げ集団と、Quick-Step floorsやCofidis、BORA-hansgroheが牽く集団とのタイム差は3分30秒。
残り100km地点になるとタイム差は15秒縮まります。
集団は一気にペースを上げ、その5km後には2分35秒差にまで迫りました。

エスケラとマシャドが100km地点(残り77km)に到達するころには、タイム差は2分近くに。
しかし、ここからは縮まらず2分前後のタイム差でしばらく安定します。

メイン集団が残り42kmに差し掛かったとき、集団後方でイェーレ・ワライス(BEL/Lotto Soudal)とシモーネ・ペティッリ(ITA/UAE-TeamEmirates)が落車。
ワライスはすぐに立ち上がってレースに復帰しましたが、ペティッリはしばらく起き上がれず、そのまま大会を去ることになりました。

逃げの2選手はこの日唯一の山岳・アルト・デ・フェルモセリェ(Alto de Fermoselle/3級)へ。
メイン集団とのタイム差はこの時点で1分18秒です。

上りの途中でマシャドが単独トップになり、ペースを上げるBORA-hansgroheが牽くメイン集団とのタイム差は30秒を切りました。
しかし、残り30km地点に差し掛かるころにはエスケラはもちろん、マシャドもメイン集団に吸収されて大集団に。

アルト・デ・フェルモセリェはアレハンドロ・バルベルデ(ESP/Movistar)、ピーター・セリー(BEL/Quick-Step)、ナイロ・キンタナ(COL/Movistar)の順で通過。
現在プントスを着用するバルベルデが少しでもライバル勢との差を広げようとします。

残り22kmを切ってディエゴ・ルビオ(ESP/Burgos BH)がアタックし、単独先頭に。

20kmを切ったところで、総合上位陣に相次いで落車メカトラブルが発生。
総合3位のキンタナ、総合14位のウィルコ・ケルデルマン(NED/Team Sunweb)、そしてマイヨ・ロホのサイモン・イェーツ(GBR/Mitchelton-SCOTT)がパンクで集団から一時的に遅れます。

ルビオは一時20秒近くの差をメイン集団につけましたが、ラスト9kmで吸収。
集団先頭ではスプリンターを擁するチームが前に出始め、残り2kmでQuick-Step floorsが集団を牽きます。

ラスト1kmでルーカス・ポストルベルガー(AUT/BORA – hansgrohe)が飛び出すシーンもありましたが、集団スプリントはエリア・ヴィヴィアーニ(ITA/Quick-Step)が制しました。

第10ステージ:ステージ順位

ヴィヴィアーニがステージ2勝目。
他の上位陣も各チームのスプリンターが名を連ねました。

  1. エリア・ヴィヴィアーニ(ITA/Quick-Step):4h 08′ 08
  2. ペテル・サガン(SVK/BORA – hansgrohe):+ 00′ 00
  3. ジャコモ・ニッツォーロ(ITA/TREK-Segafread):+ 00′ 00
  4. ネルソン・ソト(COL/Caja Rural-RGA):+ 00′ 00
  5. マルク・サロー(FRA/Groupama-FDJ):+ 00′ 00
  6. ダニー・ファン・ポッペル(NED/Lotto NL Jumbo):+ 00′ 00
  7. イヴァン・ガルシア(ESP/Bahrain Merida):+ 00′ 00
  8. ヨン・アベラストゥリ(ESP/Euskadi):+ 00′ 00
  9. シモーネ・コンソンニ(ITA/UAE-TeamEmirates):+ 00′ 00
  10. マッテオ・トレンティン(ITA/Mitchelton-SCOTT):+ 00′ 00

第6ステージの集団スプリントで勝利したナセル・ブアニ(FRA/COFIDIS)は、ステージ13位です。

第10ステージ:総合順位

総合勢に変動はありませんが、中間スプリントポイントを3位通過してボーナスタイムを獲得したジョージ・ベネット(NZL/Lotto NL Jumbo)が1秒差を詰めています。

  1. サイモン・イェーツ(GBR/Mitchelton-SCOTT):41h 03′ 00
  2. アレハンドロ・バルベルデ(ESP/Movistar):+ 00′ 01
  3. ナイロ・キンタナ(COL/Movistar):+ 00′ 14
  4. エマヌエル・ブッフマン(GER/BORA – hansgrohe):+ 00′ 16
  5. ヨン・イサギレ(ESP/Bahrain Merida):+ 00′ 17
  6. トニー・ガロパン(FRA/AG2R):+ 00′ 24
  7. ミゲルアンヘル・ロペス(COL/Astana):+ 00′ 27
  8. リゴベルト・ウラン(COL/EF Education First – Drapac):+ 00′ 32
  9. ステフェン・クライスヴァイク(NED/Lotto NL Jumbo):+ 00′ 43
  10. ジョージ・ベネット(NZL/Lotto NL Jumbo):+ 00′ 47

ダニエル・マーティン(IRE)が奥様の出産に立ち会うためDNS、ペティッリが落車でDNFと、UAE-TeamEmiratesの選手が2人大会を去ることに。
第2週は174名の選手でスタートし、早くも173名に減っています。

第10ステージ:4賞ジャージ+4

ついにサガンがプントスを獲得しました。
2位のバルベルデとは2ポイント差、3位のヴィヴィアーニとは17ポイント差で、まだまだ予測不可能です。

マイヨ・ロホ(総合首位):サイモン・イェーツ(GBR/Mitchelton-SCOTT)

マイヨ・ベルデ(ポイント賞):ペテル・サガン(SVK/BORA – hansgrohe)

マイヨ・デ・ルナレス (山岳賞):ルイスアンヘル・マテ(ESP/COFIDIS)

マイヨ・ブランコ(コンビナーダ):アレハンドロ・バルベルデ(ESP/Movistar)

チーム優勝:Caja Rural-RGA

ステージ優勝:エリア・ヴィヴィアーニ(ITA/Quick-Step)

敢闘賞:ヘスス・エスケラ(ESP/Burgos BH)

新人賞:ミゲルアンヘル・ロペス(COL/Astana)※総合7位

第10ステージのチームトップはCaja Rural-RGA(総合はLotto NL Jumbo)。
今大会初めてプロコンチネンタルチームがチームトップになりました。

第11ステージ概要

第11ステージは207.8kmの今大会最長ステージ。
モンブエイ(Mombuey)からリベイラ・サクラ-ルイントラ(Ribeira Sacra. Luintra)へ向かう中級山岳ステージです。

  • スタート: モンブエイ
  • フィニッシュ: リベイラ・サクラ-ルイントラ
  • 総距離: 207.8km
  • 中間スプリント地点:159.6km
  • 山岳:Puerto del Padornelo(3級)、Alto do Covelo(3級)、Alto do Trives(2級)、Alto del Mirador de Cabezoas(3級)
  • ステージ: 中級山岳
  • 開始時刻:12:04(日本時間19:04)
  • 引用元:大会公式サイト内第11ステージコース紹介ページ

最初の山岳・プエルト・デル・パドルネロ(Puerto del Padornelo)から最後の山岳・アルト・デル・ミラドル・デ・サベソス(Alto del Mirador de Cabezoas/ともに3級)にかけての約150kmは、緩急問わず曲がりくねった道が続きます。


標高差を見てもアップダウンが激しく、息つく暇はありません。
中級山岳とはいえ、上りが得意ではないスプリンターには厳しいステージとなります。

フィニッシュ地点のリベイラ・サクラ-ルイントラは2年ぶりに登場。

ラスト5kmもアップダウンが激しく、ラスト5kmから4kmは勾配8%~9%の区間です。
残り3kmを境にしばらく下りますが、フラム・ルージュを通過したあとは再び上りに。

逃げ切りが期待されるステージです。

第11ステージ展望

ステージ終盤のレイアウトは、2016年大会第6ステージと一緒。
このときはサイモン・イェーツ(GBR/Mitchelton-SCOTT)が記念すべきグランツール初優勝を飾りました。

今年のジロ・デ・イタリアでは第6ステージでマリア・ローザを獲得してから終盤までリーダージャージをキープ。
思い入れのあるステージでステージ2勝目をあげ、他のライバル勢との差を広げることはできるでしょうか。

展開は読みにくく、逃げ切りも単独先頭も集団フィニッシュも考えられます。

2016年第6ステージでは、ラスト5kmでダニエル・モレノ(ESP/当時Movistar、現EF Education First – Drapac)アタックにサイモン・イェーツが反応し、ラスト3.5kmはほぼ独走。
途中でロングスパートをしかけて先頭にいたルイス・レオン・サンチェス(ESP/Astana)に20秒差をつけてステージ優勝をあげています。

2年前にモレノがアタックをしたラスト5km地点の上りが勝負のカギになることは間違いありません。
マイヨ・ロホから総合10位の選手までが1分以内にいるため、総合上位の順位変動をめぐる駆け引きも必見です。

最後に

きょうの第11ステージは、23:00からJSPORTSで中継!
明日のブログは18:17に更新します。

お見逃しなく!

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