Akane Ikeno

sports journarist and ...?

【Vuelta a España 2018】ETAPA07

【Vuelta a España 2018】ETAPA07

【Vuelta a España 2018】ETAPA07こんにちは、スポーツライターのAkane(@akane_ikeno)です。

8/25~9/16までの間、グランツールの一つブエルタ・ア・エスパーニャVuelta a España)のコース紹介記事を毎日更新しています。
前日のレースの簡単な振り返りも行うので、レースを見逃した人はもちろん、レースを見た人もおさらいとしてご覧ください。

大会公式Twitterアカウント(@lavuelta)や公式アプリも要チェックです!

La Vuelta 2017, presented by ŠKODA

La Vuelta 2017, presented by ŠKODA

第6ステージを振り返り!

最初から意外な展開を見せた第6ステージを振り返りましょう!

【Vuelta a España 2018】ETAPA06

第6ステージ:レース展開

このステージで最初にアタックをしたのはリッチー・ポート(AUS/BMC)。
モンターニャのルイスアンヘル・マテ(ESP/COFIDIS)とホルヘ・クベロ(ESP/Burgos BH)がポートにつき、3名の逃げ集団が形成されます。

Quick-Step floorsが牽くメイン集団とのタイム差は15キロ時点で3分15秒でしたが、20kmを過ぎたころには3分を切るようになりました。
メイン集団ではTrek-SegafredとGroupama-FDJも集団前方へ。

残り95kmで3級山岳・アルト・デル・ガロビリョ(Alto del Garrobillo)の山頂に逃げ集団が到達したとき、タイム差は4分近くに広がります。
しかし、メイン集団が山頂につくころにはまた3分を切り、残り80kmを切るころには2分近くまで差が縮まりました。
ガロビリョと残り52.7km地点のアルト・デル・セダセロ(Alto del Cedacero)ともに、モンターニャのマテ、ポート、クベロの順で通過しています。

セダセロを下ってからメイン集団が一気にペースを上げ、メイン集団と1分差にまで迫りました。
残り40kmを切ると、タイム差はさらに縮まって30秒前後に。
途中クベロが単独で先頭に出たものの、ラスト30kmを切ってからポートとマテも含めて3人ともメイン集団に吸収されました。

ラスト25.5kmの右折直後のセンターポールに引っかかって落車が発生。
マイク・トゥニセン(NED/Team Sunweb)、ヴィクトール・カンペナールツ(BEL/Lotto Soudal)、ファビオ・フェリーネ(ITA/TREK-Segafread)らが巻き込まれ、フェリーネには出血も。

この落車で集団が分断され、第1集団はオーストリアのチャンピオンジャージを着るルーカス・ポストルベルガー(AUT)らBORA – hansgroheが、後方の第2集団はDimension Dataが牽きます。
残り19kmでウィルコ・ケルデルマン(NED/Team Sunweb)がメカトラブルにあい、第1集団から離脱。
そのあとで横風に分断されたティボー・ピノ(FRA/Groupama-FDJ)も先頭集団についていけません。

メイン集団はペテル・サガン(SVK/BORA – hansgrohe)やエリア・ヴィヴィアーニ(ITA/Quick-Step)ら有力スプリンターや、ピノらにタイム差をつけたい総合勢を擁するチームが牽いています。
残り10kmでピノの集団と1分15秒差、ケルデルマンの集団とはさらに20秒差。
まもなくして後方の2つの集団が合流するものの、メイン集団とのタイム差は1分40秒に広がりました。

ラスト3kmではヴィンチェンツォ・ニバリ(ITA/Bahrain Merida)が集団を牽く姿も。
フラム・ルージュを通過してからトニー・ガロパン(FRA/AG2R)が前に出る場面もありましたが、吸収されます。
最後はナセル・ブアニ(FRA/COFIDIS)がほかのスプリンター勢を振り切ってステージ優勝。

ピノやケルデルマンらの追走集団は先頭から1分45秒後にフィニッシュ。

第6ステージ:ステージ順位

ブアニがステージ優勝。
今大会でプロコンチネンタルチームの選手がステージ優勝したのは、これが初めてです。

  1. ナセル・ブアニ(FRA/COFIDIS):3h 58′ 35
  2. ダニー・ファン・ポッペル(NED/Lotto NL Jumbo):+ 00′ 00
  3. エリア・ヴィヴィアーニ(ITA/Quick-Step):+ 00′ 00
  4. シモーネ・コンソンニ(ITA/UAE-TeamEmirates):+ 00′ 00
  5. マッテオ・トレンティン(ITA/Mitchelton-SCOTT):+ 00′ 00
  6. イヴァン・ガルシア(ESP/Bahrain Merida):+ 00′ 00
  7. オマール・フライレ(ESP/Astana):+ 00′ 00
  8. ミゲルアンヘル・ロペス(COL/Astana):+ 00′ 00
  9. ペテル・サガン(SVK/BORA – hansgrohe):+ 00′ 00
  10. ミケル・モルコフ(DEN/Quick-Step):+ 00′ 00

スプリンターが軒並み名を連ねた第3ステージとは打って変わって、フライレやロペスといったメンバーもトップ10でフィニッシュしています。

第6ステージ:総合順位

ルディ・モラール(FRA/Groupama-FDJ)がマイヨ・ロホを守りましたが、ミハウ・クフィアトコフスキー(POL/Team Sky)、エマヌエル・ブッフマン(GER/BORA – hansgrohe)、サイモン・イェーツ(GBR/Mitchelton-SCOTT)、アレハンドロ・バルベルデ(ESP/Movistar)はモラールとの差を30秒ほど縮めました。

  1. ルディ・モラール(FRA/Groupama-FDJ):22h 26′ 15
  2. ミハウ・クフィアトコフスキー(POL/Team Sky):+ 00′ 41
  3. エマヌエル・ブッフマン(GER/BORA – hansgrohe):+ 00′ 48
  4. サイモン・イェーツ(GBR/Mitchelton-SCOTT):+ 00′ 51
  5. アレハンドロ・バルベルデ(ESP/Movistar):+ 00′ 53
  6. ヨン・イサギレ(ESP/Bahrain Merida):+ 01′ 11
  7. トニー・ガロパン(FRA/AG2R):+ 01′ 14
  8. ナイロ・キンタナ(COL/Movistar):+ 01′ 14
  9. ステフェン・クライスヴァイク(NED/Lotto NL Jumbo):+ 01′ 18
  10. エンリク・マス(ESP/Quick-Step):+ 01′ 23

メカトラブルに巻き込まれたケルデルマンが総合6位から17位へ、同じく遅れたピノが13位から18位へ順位を落としました。

第6ステージ:4賞ジャージ+4

複合賞ジャージはバルベルデからクフィアトコフスキーに。
クフィアトコフスキーはプントスを優先着用するので、バルベルデが繰り下げで着用します。

マイヨ・ロホ(総合首位):ルディ・モラール(FRA/Groupama-FDJ)

マイヨ・ベルデ(ポイント賞):ミハウ・クフィアトコフスキー(POL/Team Sky)

マイヨ・デ・ルナレス (山岳賞):ルイスアンヘル・マテ(ESP/COFIDIS)

マイヨ・ブランコ(コンビナーダ):ミハウ・クフィアトコフスキー(POL/Team Sky)

チーム優勝:Quick-Step floors

ステージ優勝:ナセル・ブアニ(FRA/COFIDIS)

敢闘賞:ホルヘ・クベロ(ESP/Burgos BH)

新人賞:エンリク・マス(ESP/Quick-Step)※総合10位

敢闘賞は最後まで逃げ続けたクベロが選ばれました。

第7ステージ概要

第6ステージに引き続き、第7ステージも平坦ステージです。
今回もコース後半に3級山岳が2カ所含まれています。

  • スタート: プエルト・ルンブレラス
  • フィニッシュ: ポソ・アルコン
  • 総距離: 185.7km
  • 中間スプリント地点:177km
  • 山岳:Alto Collado de Laude(3級)、Alto de Ceal(3級)
  • ステージ: 平坦
  • 開始時刻:12:25(日本時間19:25)
  • 引用元:大会公式サイト内第7ステージコース紹介ページ

海辺から完全に離れ、今日のステージからスペインの内側へ入っていきます。
スタート地点のプエルト・ルンブレラス(Puerto Lumbreras)は、第6ステージのスタート地点・ウエルカル・オベラ(Huércal-Overa)から直線距離で20kmほどの街。


平坦コースとはいえ、コース内の標高差が670mあるところはブエルタですね。

山岳ポイントは残り68.7km地点のアルト・コラード・デ・ローデ(Alto Collado de Laude)と残り12.7km地点のアルト・デ・チェール(Alto de Ceal)の2つで、ともにステージ後半に登場。
アルト・デ・チェールを上ったあともコースは上り調子で、5km先には中間スプリントポイントがあります。

ゴール地点のポソ・アルコン(Pozo Alcón)へのラスト4.5kmは上りです。

ラスト5kmは殺風景な風景が広がる道を通りますが、フラム・ルージュ付近でポソ・アルコンの街中に入るときにほぼフラットになります。
そのあとまた緩い上りが始まり、残り300m地点でラウンドアバウトを左折すると残すは直線のみ。

ちなみにポソ・アルコンの近くには、この地域最大の保護地区シエラス・デ・カソルラ セグラ・イ・ラス・ビージャス自然公園(Parque Natural Sierras de Cazorla, Segura y las Villas)があります。

第7ステージ展望

ステージプロフィールは平坦ですが、第6ステージのような展開にはならないでしょう。

後半の3級山岳・アルト・デ・チェールは平均勾配こそ5%台と高くはないものの、最大勾配17%を越えるポイントもあります。
ここで脱落するスプリンターが出る可能性は十分考えられ、スプリンター以外でもメカトラブルが原因でエース格が単独追走を強いられてそのまま総合争いから脱落する可能性も否めません。

スプリンター勢はブエルタの数少ないチャンスをものにしたいところです。

最後に

きょうの第7ステージは、22:30からJSPORTSで中継!
明日のブログは18:10に更新します。

お見逃しなく!

Leave A Reply

*
*
* (公開されません)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください