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【Vuelta a España 2018】ETAPA05

【Vuelta a España 2018】ETAPA05

【Vuelta a España 2018】ETAPA05こんにちは、スポーツライターのAkane(@akane_ikeno)です。

8/25~9/16までの間、グランツールの一つブエルタ・ア・エスパーニャVuelta a España)のコース紹介記事を毎日更新しています。
前日のレースの簡単な振り返りも行うので、レースを見逃した人はもちろん、レースを見た人もおさらいとしてご覧ください。

大会公式Twitterアカウント(@lavuelta)や公式アプリも要チェックです!

La Vuelta 2017, presented by ŠKODA

La Vuelta 2017, presented by ŠKODA

第4ステージを振り返り!

今大会初の逃げ切りステージ優勝となった第4ステージを振り返りましょう!

【Vuelta a España 2018】ETAPA04

第4ステージ:レース展開

スタートから10分ほどで9人の逃げ集団が形成。
3日連続で逃げているピエール・ローラン(FRA/EF Education First – Drapac)とルイスアンヘル・マテ(ESP/COFIDIS)に加え、次の7選手が逃げています。

  • ベン・ガスタウアー(LUX/AG2R)
  • ニキータ・スタルノフ(KAZ/Astana)
  • イェーレ・ワライス(BEL/Lotto Soudal)
  • ベンジャミン・キング(USA/Dimension Data)
  • ラルス・ボーム(NED/Lotto NL Jumbo)
  • オスカル・カベド(ESP/Burgos BH)
  • アリツ・バグエス(ESP/Euskadi)

Team Skyが牽くメイン集団とのタイム差はみるみるうちに広がり、1時間後には4分30秒に。

残り94.7km地点の1級山岳・アルト・デ・ラ・カブラ・モンテス(Alto de la Cabra Montés)。
平均勾配5.9%、最大勾配8.75%の山岳を先頭で通過したのはモンターニャのマテで、ガスタウアー、ローランと続きます。

残り47km地点では、Team Skyが牽くメイン集団と逃げ集団とのタイム差は9分以上に広がり、逃げ切り成功の可能性がちらつくようになりました。

プエルト・デ・アルファカル・シエラ・デ・ラ・アルファグアラ(Puerto de Alfacar. Sierra de la Alfaguara)の上りに入る前、スタルノフ、ローラン、キング、ワライスが仕掛けるものの、不発に終わります。
残り15kmで上記4選手からローランを除く3選手が飛び出し、残り11km地点で40秒にまでタイム差を広げました。
メイン集団も逃げ集団との差を縮めているものの、7分30秒前後にとどまっています。

残り10kmゲートを前にローラン、ガスタウアー、マテが飛び出して追走集団を形成。
ゲートを過ぎてからローランが飛び出して一気にワライスに追いつきますが、ガスタウアーとモンターニャのマテはついていくことができません。
メイン集団はLotto NL Jumboが牽き、逃げ集団とのタイム差を6分台にまで縮めました。

Lotto NL Jumboがメイン集団のペースを上げて逃げ集団のタイム差が6分を切るころ、ヴィンチェンツォ・ニバリ(ITA/Bahrain Merida)とイルヌール・ザカリン(RUS/KATUSHA ALPECIN)が遅れ始めました。
先頭を行くスタルノフとキングと、追走するローランのタイム差は25秒~30秒で安定し、ローランは追いつけず単独走を余儀なくされます。

メイン集団ではセップ・クース(USA/Lotto NL Jumbo)がペースを上げ、 集団にいたダビ・デラクルス(ESP/Team Sky)を引き離しにかかりました。
ラスト6kmで第3集団から落ちてきたボームが合流し、メイン集団を牽きます。

残り4kmほどのところでサイモン・イェーツ(GBR/Mitchelton-SCOTT)が今年のジロ・デ・イタリアを彷彿とさせるペダリングで飛び出しました。

スタルノフとキングは並走したままフラム・ルージュを通過。
ラスト数百mでローランが目と鼻の先まで迫りますが、スタルノフがペースを上げました。
ペースを上げたところでローランが諦め、キングが一気にスタルノフを追い越してステージ優勝。
スタルノフ、ローラン、マテと続きます。

サイモンは第3集団にいた選手に続いて8位でフィニッシュ。
サイモンについていたエマヌエル・ブッフマン(GER/BORA – hansgrohe)も9位で続きます。

終盤は牽制気味だったメイン集団からはロペスが10位。
逃げ集団にいたバグエスをタイム差なしで抑えました。

第4ステージ:ステージ順位

キングはグランツール初優勝。

  1. ベンジャミン・キング(USA/Dimension Data):4h 33′ 12
  2. ニキータ・スタルノフ(KAZ/Astana):+ 00′ 02
  3. ピエール・ローラン(FRA/EF Education First – Drapac):+ 00′ 13
  4. ルイスアンヘル・マテ(ESP/COFIDIS):+ 01′ 08
  5. ベン・ガスタウアー(LUX/AG2R):+ 01′ 39
  6. イェーレ・ワライス(BEL/Lotto Soudal):+ 01′ 57
  7. オスカル・カベド(ESP/Burgos BH):+ 02′ 24
  8. サイモン・イェーツ(GBR/Mitchelton-SCOTT):+ 02′ 48
  9. エマヌエル・ブッフマン(GER/BORA – hansgrohe):+ 02′ 50
  10. ミゲルアンヘル・ロペス(COL/Astana):+ 03′ 07

マイヨ・ロホのクフィアトコフスキーのほか、ナイロ・キンタナ(COL/Movistar)やステフェン・クライスヴァイク(NED/Lotto NL Jumbo)ら総合有力勢の多くはキングから3分15秒遅れの集団でフィニッシュしました。

終盤にメイン集団から遅れたザカリンは8分11秒遅れの48位、第3ステージ終了時点で総合10位だったバウケ・モレマ(NED/TREK-Segafread)が11分51秒遅れの67位。
ザカリンは総合順位こそ2つ上げたもののミハウ・クフィアトコフスキー(POL/Team Sky)との差は約5分広がり、モレマは総合49位と順位を大きく落とすことになりました。

第4ステージ:総合順位

総合順位も首位こそクフィアトコフスキーがキープしましたが、2位以降は変動が見られます。

  1. ミハウ・クフィアトコフスキー(POL/Team Sky):13h 47′ 19
  2. エマヌエル・ブッフマン(GER/BORA – hansgrohe):+ 00′ 07
  3. サイモン・イェーツ(GBR/Mitchelton-SCOTT):+00′ 10
  4. アレハンドロ・バルベルデ(ESP/Movistar):+00′ 12
  5. ウィルコ・ケルデルマン(NED/Team Sunweb):+00′ 25
  6. ヨン・イサギレ(ESP/Bahrain Merida):+00′ 30
  7. トニー・ガロパン(FRA/AG2R):+00′ 33
  8. ナイロ・キンタナ(COL/Movistar):+00′ 33
  9. ステフェン・クライスヴァイク(NED/Lotto NL Jumbo):+00′ 37
  10. エンリク・マス(ESP/Quick-Step):+00′ 42

ティボー・ピノ(FRA/Groupama-FDJ)、ジョージ・ベネット(NZL/Lotto NL Jumbo)、ロペス、ファビオ・アル(ITA/UAE-TeamEmirates)、リゴベルト・ウラン(COL/EF Education First – Drapac)、デラクルスといった総合有力勢はクフィアトコフスキーから43秒~53秒差以内の12位~17位で、まだまだ誰がマイヨ・ロホを手にしてもおかしくない状態です。

ステージ優勝をしたキングも、総合71位からデラクルスに次ぐ1分5秒差の総合18位に大きくジャンプアップしています。

第4ステージ:4賞ジャージ+4

4賞の変動はありませんが、チーム順位と新人賞に入れ替わりが発生しました。

マイヨ・ロホ(総合首位):ミハウ・クフィアトコフスキー(POL/Team Sky)

マイヨ・ベルデ(ポイント賞):ミハウ・クフィアトコフスキー(POL/Team Sky)

マイヨ・デ・ルナレス (山岳賞):ルイスアンヘル・マテ(ESP/COFIDIS)

マイヨ・ブランコ(コンビナーダ):ミハウ・クフィアトコフスキー(POL/Team Sky)

チーム優勝:Astana Pro Team

ステージ優勝:ベンジャミン・キング(USA/Dimension Data)

敢闘賞:ルイスアンヘル・マテ(ESP/COFIDIS)

新人賞:エンリク・マス(ESP/Quick-Step)※総合10位

第3ステージ終了時点で6位だったAstanaがチーム順位では逆転。
スタルノフ、ロペスとステージトップ10に唯一2選手がランクインしたことが要因でした。

新人賞は第2ステージから新人賞を獲得し続けたローレンス・デプルス(BEL/Quick-Step)とチームメイトのマスが引き継ぐ形に。

第5ステージ概要

第5ステージはいままでの海沿いから内陸に向かうコースとは反対に、内陸から海沿いへ向かいます。

  • スタート:グラナダ
  • フィニッシュ:ロケタス・デ・マル
  • 総距離:188.7km
  • 中間スプリント地点:117.5km地点
  • 山岳:ALTO DE ÓRGIVA(3級)、ALTO EL MARCHAL(2級)
  • ステージ:中級山岳
  • 開始時刻:11:56(日本時間18:56)
  • 引用元:大会公式サイト内第5ステージコース紹介ページ


第4ステージの中間スプリント地点・グラナダ(Granada)をスタート地点に南東へ進み、海辺の街・ロケタス・デ・マル(Roquetas de Mar)でゴールします。

コース後半の2級山岳・アルト・エル・マルチャル(Alto el Marchal)への登坂が始まる140km地点周辺までは細かいアップダウンが。

ステージ前半の3級山岳・アルト・デ・オルギヴァ(Alto de Órgiva)は4kmで280mを上ります。

ラスト10kmはいままでと打って変わって標高100m以下の道へ。
アルト・エル・マルチャルを下ると一気に街中に入ります。

終盤は非常にフラットなコースなのでスプリント勝負になることが予想されますが、アルト・エル・マルチャルでおくれをとらないことが必須条件です。
最後のストレートは右手に海を見ながら進むので、スプリントまで横風の影響を受けずに済む位置取りもポイントになるでしょう。

第5ステージ展望

集団スプリントが予想されるステージですが、先に述べているようにも山岳でスプリンターが遅れないことが絶対条件です。
もし遅れたとしてもスプリントまでに戻れば問題ありませんが、マルチャルを下りきってからフィニッシュまでは約10km。
トレインの形成やスプリンター本人の準備も含めるともっと早く前方にいる必要があるので、やはりマルチャルでの遅れはスプリントの致命傷といえます。

昨日の第4ステージでは、ペテル・サガン(SVK/BORA – hansgrohe)やエリア・ヴィヴィアーニ(ITA/Quick-Step)、ダニー・ファン・ポッペル(NED/Lotto NL Jumbo)といったプントス有力候補は20分前後の遅れでフィニッシュ。
前日に温存した力をフィニッシュ前で爆発させたいところです。

最後に

きょうの第5ステージは、22:30からJSPORTSで中継!
明日のブログは19:58に更新します。

お見逃しなく!

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