【Giro d’Italia 2018】記事まとめ
こんにちは、スポーツライターのAkane(@akane_ikeno)です。
5/4~5/28までの間、グランツールの一つジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia)のコース紹介記事を毎日更新していました。
今回は、この期間で更新した記事を一覧にまとめたものをシェアします。
第101回大会の総ざらいもこれでばっちりです!
大会は終わりましたが、今から来年の第102大会に向けて大会公式Twitterアカウント(@giroditalia)や公式アプリも要チェック!
ジロ・デ・イタリア2018記事一覧
休息日を区切りにしてまとめています。
第1ステージ(5/4)~第3ステージ(5/6)
第1ステージ:エルサレム(イスラエル)~エルサレム(イスラエル)/9.7km/個人タイムトライアル/★★★☆☆
ITT世界王者・トム・デュムラン(@tom_dumoulin/NED/Team Sunweb)が最終的にステージを制したものの、それまでずっとに座り続けたローハン・デニス(@RohanDennis/AUS/BMC Racing Team)の存在感も光りました。
第2ステージ:ハイファ(イスラエル)~テルアビブ(イスラエル)/167.0km/平坦/★☆☆☆☆
自他ともに認める大本命・エリア・ヴィヴィアーニ(@eliaviviani/ITA/QUICK-STEP FLOORS)が念願のステージ優勝。
また、デニスが2回目の中間スプリントポイントを1位通過し、デュムランを1秒差で逆転しました。
第3ステージ:ベエルシェバ(イスラエル)~エイラート(イスラエル)/229.0km/平坦/★☆☆☆☆
ヴィヴィアーニが早くもステージ連勝。
デニスがマリア・ローザを守ったままイスラエルのステージは終了します。
休息日
第4ステージ(5/8)~第9ステージ(5/13)
第4ステージ:カターニア~カルタジローネ/198.0km/中級山岳/★★★☆☆
ティム・ウェレンス(@Tim_Wellens/BEL/LOTTO FIX ALL)がステージ優勝。
一気に総合順位を上げ、4位までジャンプアップしました。
第5ステージ:アグリジェント~サンタニンファ/153.0km/中級山岳/★★★☆☆
ステージ優勝はエンリーコ・バッタリーン(@enricobattaglin/ITA/TEAM LOTTO NL – JUMBO)。
ミゲル・アンヘル・ロペス(@SupermanlopezN/COL/ASTANA PRO TEAM)など、有力選手の落車もありました。
第6ステージ:カルタニセッタ~エトナ/164.0km/上級山岳/★★★★☆
逃げ集団にしれっと入ったヨアン・エステバン・チャベス(@estecharu/COL/MITCHELTON – SCOTT)がステージ優勝。
ラスト1.5kmでのサイモン・イェーツ(@SimonYatess/GBR/MITCHELTON – SCOTT)のアタックはあまりにも強烈でした。
第7ステージ:ピッツォ~プライア・ア・マーレ/159.0km/平坦/★☆☆☆☆
ヴィヴィアーニ大本命と言われた中で冷静に勝機を伺っていたサム・ベネット(@Sammmy_Be /IRL/BORA – HANSGROHE)がステージ優勝。
総合勢に大きな変化はなく、サイモンがマリア・ローザをキープしました。
第8ステージ:プライア・ア・マーレ~モンテヴェルジネ・ディ・メルコリアーノ/209.0km/中級山岳/★★★☆☆
フィニッシュ地点で雨が降る中、リチャル・カラパス(@RichardCarapazM/ECU/MOVISTAR TEAM)がエクアドルに初めてジロのステージ優勝をもたらしました。
カラパスは総合8位に浮上、ティボー・ピノ(@ThibautPinot/FRA/GROUPAMA FDJ)がステージ3位のボーナスタイムで順位を一つ押し上げて総合4位に。
第9ステージ:ペスコ・サンニータ~グランサッソ・ディタリア/225.0km/中級山岳/★★★☆☆
今大会前半戦最大の山場は第6ステージを彷彿とさせるアタックでサイモンがステージ優勝。
クリス・フルーム(@chrisfroome/GBR/Team Sky)はこの時点でサイモンと総合では2分以上差が開いていました。
休息日
第10ステージ(5/15)~第15ステージ(5/20)
第10ステージ:ペンネ~グアルド・タディーノ/239.0km/中級山岳/★★★☆☆
マテイ・モホリッチ(@matmohoric/SLO/BAHRAIN – MERIDA)が逃げ切りステージ優勝。
総合2位のチャベスがこの日だけで25分以上遅れるという、第2週波乱の幕開けになりました。
第11ステージ:アッシジ~オージモ/156.0km/中級山岳/★★★☆☆
中間スプリントポイント・フィロットラーノでミケーレ・スカルポーニ(@MicheleScarponi/ITA)の早すぎる死を偲んだASTANA PRO TEAM(@AstanaTeam)カラーの風船が印象的だったステージ。
第10ステージで総合争いから脱落したチャベスの献身の甲斐もあり、サイモンが今大会ステージ2勝目を飾りました。
第12ステージ:オージモ~イモラ/214.0km/平坦/★★☆☆☆
悪天候のイモラ・サーキットでフィニッシュした第12ステージはベネットが勝利。
平坦ステージながらヴィヴィアーニが約9分差のステージ145位と、大幅に遅れました。
第13ステージ:フェラーラ~ネルヴェーザ・デッラ・バッターリア/180.0km/平坦/★★☆☆☆
ヴィヴィアーニがイタリア本土でのステージ優勝を飾りました。
ポイントも200点を越え、いよいよマリア・チクラミーノが触れられそうな位置まできます。
第14ステージ:アル・タリアメント~モンテ・ゾンコラン/186.0km/上級山岳/★★★★★
今大会最も注目が高いステージの1つであるモンテ・ゾンコランを制したのは、フルーム。
ウァウテル・プールス(@WoutPoels/NED/Team Sky)のアシストの鑑ともいえる牽引には世界中が舌を巻きました。
第15ステージ:トルメッツォ~サッパー/176.0km/上級山岳/★★★★☆
モンテ・ゾンコランの翌日の山岳ステージを制したのは、終盤独走態勢に入ったマリア・ローザ。
2位・デュムラン以降との差を2分以上に広げましたが、その一方でファビオ・アル(@FabioAru1/ITA/UAE TEAM EMIRATES)が総合争いから脱落したり、4選手がDNFとなったり、後続には厳しいステージとなりました。
休息日
第16ステージ(5/22)~第21ステージ(5/27)
第16ステージ:トレント~ロヴェレート/34.2km/個人タイムトライアル/★★★☆☆
今大会2回目のITTはデニスがステージ3位のデュムランに22秒をつけてステージ優勝。
ピノがデニスから3分以上遅れる一方で、フルームが総合5位まで浮上しました。
第17ステージ:リーヴァ・デル・ガルダ~イゼーオ/155.0km/平坦/★★☆☆☆
ヴィヴィアーニが今大会4勝目を挙げました。
ラスト勝負のスプリンターステージになるかと思いきや、100km以上逃げが決まり切らないなど、予想外の展開に。
第18ステージ:アッビアーテグラッソ~プラート・ネヴォーゾ/196.0km/上級山岳/★★★★☆
打って変わって15分まで逃げ集団とメイン集団のタイム差が広がったこのステージ。
マクシミリアン・シャッハマン(@MaxSchachmann/GER/QUICK-STEP FLOORS)の勝利で、ヴィヴィアーニと合わせてQUICK-STEP FLOORS(@quickstepteam)はステージ5勝を挙げました。
第19ステージ:ヴェナリア・レアーレ~バルドネッキア/184.0km/上級山岳/★★★★★
フルームの80km以上の単独逃げ切りが決まったこのステージでは、マリア・ローザをここまで守り続けたサイモンが一気にトップ10圏外に。
諸問題が落ち着いていないため、この後世に語り継ぐべきステージ優勝を素直に喜べないのはやきもきします。
第20ステージ:チェルヴィニア~スーザ/214.0km/上級山岳/★★★★★
今大会のクイーン・ステージではミケル・ニエベ(@NieveMikel/ESP/MITCHELTON – SCOTT)がバースデーウィン。
総合3位につけていたピノがバッドデイとなりトップ10から姿を消し、総合5位を目標にしていたロペスが表彰台に。
第21ステージ:ローマ~ローマ/115.0km/平坦/★☆☆☆☆
コース特性を考慮してタイム差がつかないニュートラル走行となった第21ステージ。
ラストのスプリント勝負ではベネットがライバルたちを抑えて最初にフィニッシュラインを通過しました。
最終週まとめ
ジロは終わって次はツール!
早いもので2018年のグランツールの1つが終わってしまいました。
次に待ち構えるのは…、もちろんツール・ド・フランス。
ツールでもジロ同様に毎日ブログ更新を行う予定です。
今回のジロ連載のことを踏まえてより良いものにする予定なので、ツール連載もお付き合いください!
このようなブログをツールでも毎日更新する予定でしたが、事情が変わりました。
まだ確定情報ではないので間が空いてしまうかもしれませんが、このブログで告知します。
今日の記事をもって第101回ジロ・デ・イタリア関係ブログはすべて終了です!
ここまで毎日お付き合いいただいた方もそうでない方も、ありがとうございました。
それでは、今度はフランスで会いましょう!