【世界陸上2017ロンドン】day8見どころ
こんにちは、スポーツライターのAkane(@akane_ikeno)です。
ついに今年の世界陸上も大詰めに差し掛かってきました。
男子200mのサニブラウン・A・ハキームを最後に、日本人選手の個人種目でのトラックレースは終了。
本日は十種とフィールドから5名の日本人選手が参加します。
day8 タイムテーブル
※すべての種目がテレビ放送されるわけではありません。
- 18:00- 十種・100m(右代啓祐、中村明彦)
- 18:10- 女子円盤投 予選A組
- 18:45- 女子100mH 予選(木村文子、紫村仁美)
- 19:05- 十種・走幅跳 A組・B組(右代啓祐、中村明彦)
- 19:15- 男子走高跳 予選A組・B組(衛藤昴)
- 19:35- 女子円盤投 予選B組
- 20:55- 十種・砲丸投 A組・B組(右代啓祐、中村明彦)
- 01:00- 十種・走高跳 A組・B組(右代啓祐、中村明彦)
- 03:05- 女子100mH 準決勝(木村文子)
- 03:10- 女子走幅跳 決勝
- 03:35- 女子800m 準決勝
- 04:10- 男子1500m 準決勝
- 04:30- 男子ハンマー投 決勝
- 04:45- 十種・400m(右代啓祐、中村明彦)
- 05:25- 女子3000m障害 決勝
- 05:50- 女子200m 決勝
200m決勝は女子も大混戦
男子同様、今大会は女子200mでも主役となりうる選手が欠場しています。
それはエレーン・トンプソン(ジャマイカ)で、彼女もウサイン・ボルト(ジャマイカ)同様に100mに専念したから(結果は10秒98の5位)。
トンプソンを欠いていてもアメリカ勢や、2015北京大会の金メダリストで大会記録保持者のダフネ・シパーズ(オランダ)など、大会前からの有力選手が決勝に駒を進めています。
アメリカ勢では、7レーンを走る22歳デージャ・スティーブンズが今季の成長株。
今大会の100m準決勝では24選手中23位に沈んだが、200mでは今季の前半に見せた勢いで息を吹き返せるでしょうか。
また、400m5位のミラー・ウイボ(バハマ)も決勝に駒を進めていて、400mよりも上の順位を狙います。
本命は不在で大混戦が予想されるが、栄冠に輝くのは果たして。
女子100mHはアメリカ勢が大本命!
実はこの記事の投稿時、予選は終了しています(大変申し訳ありませんでした)。
日本からは木村文子と紫村仁美が出場しました。
木村は同種目で日本人選手初の準決勝進出を決め、03:05から行われる準決勝2組の2レーンを走ります。
今回のトラック種目で日本代表の女子選手が出場する唯一の短距離種目が、この100mH。
大本命は圧倒的な層の厚さを誇り、昨年のリオデジャネイロ五輪の表彰台を独占したアメリカ勢。
五輪の表彰台の左右に立った2人が今大会の代表に入れないほど、国内での争いが熾烈になっています。
その2人に代わって代表入りしたのが、昨年12秒20の世界新記録を樹立したケンドラ・ハリソン(アメリカ)。
準決勝では3組に出場します。
木村は準決勝進出を決めている24選手で持ちタイムは一番下であり、厳しい戦いとなるのは間違いありません。
しかし、今季のベストは2013年に出した自己ベスト(13秒03)と0.03秒差という好調ぶりも見せています。
大舞台での日本記録更新、すなわち夢の12秒台に期待したいところです。